ラップにくっつく食器とくっつかない食器があるのはなんで?
ラップにくっつく食器とくっつかない食器があるのはなんで?
- 答えは、ラップと食器が接する面積で分子同士が引っぱる力が変わるから。
- ラップの表面は平らでツルツルしてる。だから、すき間なく食器に接する。
- すき間がないってことは、ラップと食器の接する面積が広くなるってこと。
- この接した部分には「分子同士が引っぱり合う力」が働く。
- 接する面積が広いほど、引っぱり合う力は強くなる。
- この力を「ファンデルワールス力」(分子間力)というよ。
- さらに、ラップと食器がくっつくためには、食器表面のつくりもだいじ。
- 食器の表面がツルツルだと、ラップと接する面積が広くなって強くくっつく。
- なので、表面がなめらかなガラスや陶器の食器だとラップがよくくっつくね。
- 反対に木でできたもの、陶器でもザラザラした表面のものはくっつきにくい。
- ザラザラした表面のものは、ラップと接する面積が少ないからね。
- それから、ラップを引っぱって食器にくっつけると、ラップは縮もうとする。
- このとき内側の気圧が下がって「減圧吸着」という力が生まれる。
- これは吸盤と同じしくみで、ラップと食器がうまくくっついてると働くよ。
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