洗濯バサミがすぐ壊れるのなんで?

化学
  • 答えは、紫外線がプラスチックの分子を分解するから。
ステンレスなら壊れにくい!

  • 洗濯バサミはプラスチックでできているものが多いよね。
  • プラスチックは石油から化学合成して作られた材料。
  • 分子量が多いため、高分子と呼ばれている。
  • 軽くて丈夫で加工しやすい。だから、私たちの周囲でたくさん使われている。
  • プラスチックにはいろいろな種類がある。
  • 例えば、花壇用バケツや洗濯バサミなどのポリプロピレンやポリエチレン。
  • 低コストで大量生産できる。
  • ただし、これらプラスチックは、高温や雨、厳しい天候に弱い。
  • とくに紫外線に長時間さらされると、内部の化学結合が切断されボロボロに。
  • 紫外線は太陽から届く光の中に大量に含まれている。
  • 紫色の光よりもさらに短い波長(約280~400nm)の電磁波で目には見えない。
  • そして、高いエネルギーを持っている。
  • 洗濯バサミの劣化を防ぐには、紫外線にできるだけ当てないようにすること。
  • つまり、使っていないときは屋内にしまうようにするのが大事。
  • (お母さん、物干しに洗濯バサミつけっぱなしにしていない?)
  • プラスチックの仲間でも、アクリルやポリカーボネートは紫外線に強い。
  • 非常に丈夫なので、飛行機のコックピットの窓などにも使われているよ。

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