酸素がないのに太陽が燃えているのはなんで?

科学
  • 答えは、核融合という現象で光と熱を放出しているから。
  • 物を燃やすには酸素が必要だね。でも宇宙には酸素がない。
  • じつは太陽は、燃えるのとはちょっと違うしくみで熱く光り輝いているんだ。
  • 太陽は水素ガスでできた巨大な恒星。ガスっていうと、普通はスカスカ。
  • でも、太陽の重力はとっても強い。
  • だから、たくさんの水素が中心部にギュッと集まる。
  • それは高温・高密度のすし詰め状態。
  • そうなると、水素をつくっている原子核が、ものすごいスピードで動き回る。
  • そして、お互いに衝突し合う。
  • その衝撃はあまりにも強くて、原子核同士がくっついて1つになっちゃうほど。
  • これを「核融合」というよ。
  • 核融合でできた原子核は、まったく別ものに変わる。
  • 太陽の中心部では、4個の水素原子核から1個のヘリウム原子核ができる。
  • このとき、水素4個分よりもヘリウム1個分の方が少しだけ軽い。
  • この質量の差が、熱や光といったエネルギーとして放出される。
  • この熱と光が太陽の表面まで広がって太陽をまぶしく輝かせる。
  • それで、まるで燃えているように見えるわけね。

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