タコの腕がまるで第2の脳ってなんで?

生物
  • 答えは、腕にある吸盤の細胞がものの感触や味、匂いを感じ取っているから。
  • タコは背骨を持たない動物の中で、最も賢い生物ともいわれているよ。
  • しなやかで力強い8本の腕を使い、海底のカニなどの獲物を探し出す!
  • そんなタコの神経細胞の3分の2は腕にある。
  • 腕は脳から半ば自立し、獲物を探して捕まえることができる!
  • まるで知能が宿った第2の脳みたい……。
  • そんな第2の脳みたいな腕のしくみは長らく謎に包まれていた。
  • しかし近年の研究によって、いろいろとわかってきた!
  • タコの腕の吸盤にある細胞が、水棲生物に由来する特定の化学物質を検出。
  • それにより獲物を認識していることが発見されたんだ。
  • タコの吸盤の表面には感覚細胞らしき細胞があった。
  • 吸盤から細胞を取り出し、圧力を加えたり、魚のエキスを与えてみたり。
  • いろんな刺激に対する反応を調べた結果――
  • 水棲生物由来の化学物質に反応する感覚細胞
  • 触覚に関わる感覚細胞
  • ――などが、吸盤から取り出した細胞の中に見つかった!
  • タコは吸盤にある、これらの感覚細胞をたくみに駆使!
  • 獲物や有毒生物、岩などすばやく見分けていたんだね!
  • (ちなみにタコは「3つの心臓と9つの脳を持つ⁉」といわれたりもする)
  • (でも脳について厳密には「1つの脳と8本の非常に賢い腕を持ってる」)
  • (――って、最近の研究結果からは考えられるみたい)
  • (さらにタコは睡眠中に夢を見てるともいわれてる!)
  • (なんか知れば知るほどタコに興味が湧いてきたよ!)

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