- 答えは、受粉を成功させるため。
あーわかってくれとは言わないがー
- まるで、美しいシラサギが飛んでいるような花の形をしているサギソウ。
- 純白の花びらの縁がギザギザになっていることで知られている。
- ただ、このギザギザが何のためにあるのかは、わかっていなかったんだ。
- そこで研究グループがギザギザの謎の解明を目指した。
(神戸大学、姫路市立手柄山温室植物園、大阪市立自然史博物館) - サギソウの受粉は、蜜を吸うために花を訪れたスズメガなどの昆虫が大事。
- それらの昆虫が花粉を受け渡すことで受粉が成功するんだね。
- 研究グループはこのことに注目。
- ギザギザの有無とスズメガの行動を調べてみた。
- 自然に生えているサギソウのギザギザ部分を切り取って野外実験を行った。
- これまでスズメガは飛びながら蜜を吸うと考えられてきた。
- でも実際は、花びらのギザギザ部分に脚をかけてつかまることがわかった。
- ギザギザ部分がないと、スズメガは支えを失うことになる。
- すると、花粉の受け渡しが減ってしまう。
- そして、健全な種子ができる確率が低下することが判明。
- サギソウのギザギザは花に訪れる昆虫を支えていた。
- それによって、受け渡しする花粉を増やしていた。
- つまりギザギザは、受粉を成功させる役割を担っていたんだね!
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