『スウィートホーム』は1989年カプコンより発売のファミコン・ホラーRPG・レトロゲーム!
ホラーRPGで有名なゲームってパッと思い浮かぶ? 『バイオハザード』の原点といわれる『スウィートホーム』って聞いたことある?
『スウィートホーム』の基本情報
- ジャンル:ホラーRPG
- 発売元 :カプコン
- 発売日 :1989年12月15日
『スウィートホーム』の対応機種
ファミリーコンピュータ
『スウィートホーム』のストーリー
有名画家、故・間宮一郎。彼の未公開フレスコ画が間宮邸内に眠っている。
――噂を聞きつけたテレビ局は、幻のフレスコ画を撮影すべく取材班を編成、5人のメンバーは寂れた山中にある間宮邸に潜入する。
さっそく番組収録を始めた取材班一行――しかし、突如として間宮夫人の亡霊が現れ、怒りと共に出口を崩壊させてしまう。
完全に閉じ込められてしまった取材班一行は、間宮邸から脱出するため、悪霊や魑魅魍魎が漂う館の内部へと踏み込んでいく……
『スウィートホーム』のプレイ雑感
『スウィートホーム』! ――って、なにこれ。全然スウィートじゃないね……
『スウィートホーム』は、現代でもちょっと珍しいホラーRPGというジャンル。映画をゲームにした作品らしいんだけど、タイトルとは裏腹にいろんなとこが甘くないんだよね
- 伊丹十三監督の同名ホラー映画をゲーム化。
- ストーリーベースは映画と同じだが、ほとんどオリジナルな内容。
- ホラーといえば恐怖演出。
- おどろおどろしい敵の姿。
- 突然、椅子が飛んできたり、シャンデリアが落ちてきたり。
- ゲームシステムも全然甘くない。
- パーティメンバーである5人は一度やられると復活できない。
- 武器防具屋・道具屋・宿屋などが存在しない。
- ゆえにゲーム全体としてのアイテム入手数(リソース)に限りがある。
- 各キャラごとの所持数も少ないため、必要に応じて取捨選択が重要となる。
たしかにホラーRPGって聞いたことない気がする……。何か有名なゲームある?
RPGじゃないけどホラーでカプコンといえば『バイオハザード』が超有名。じつは『スウィートホーム』は「『バイオハザード』の原点」といわれる作品なんだって
なんだって!? 言われてみればたしかに! 部屋に入るときのドアが開く演出とか、リソース管理がシビアなとことか、似ている気がする!
レトロゲームフリークの間や当時プレイした人たちからは軒並み高評価を得ていて、実際やってみると何か惹き込まれるものがあるよね
「隠れた名作」と言えそう――もっと知られていてもいいような気もするんだけど、あんまり知られていないよね。移植とかリメイクとかも一切ないみたいだし……
当時、原作映画のほうが権利問題でもめたらしく、本作は配信やリメイクが限りなく不可能に近いって言われているね。いまプレイするのはかなりハードルが高いレトロゲームのひとつと言えそう
『バイオハザード』のファンの人たちとか、現代でも多くの人にやってみてほしいレトロゲームだけに残念だよね
おしまい。
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