『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』は1987年、エニックスより発売のファミコン・ロールプレイング・レトロゲーム。時系列的には「ロト三部作」の最終章。アンバランスな難易度もいい味に
「呪文が違います」と言われたときの絶望感ぱないよね
『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』の基本情報
- ジャンル:ロールプレイングゲーム
- 発売元 :エニックス
- 発売日 :1987年1月26日
『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』の対応機種
ファミリーコンピュータ、MSX、MSX2、スーパーファミコン、ゲームボーイ、iアプリ、EZアプリ、S!アプリ、Wii、Android、iOS、PlayStation 4、ニンテンドー3DS、Nintendo Switch
『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』のストーリー
アレフガルドを恐怖に陥れた竜王は、伝説の勇者ロトの血を引く若者によって倒され、世界は光を取り戻した。若者はラダトームの姫ローラと新たな地に国を築く。その国号は妻の名からローレシアとされた。
それから100年。国はローレシア、サマルトリア、ムーンブルクと3分割され、勇者とローラの3人の子供とその子孫たちによって代々治められてきた。平和な時代が続いたが、それは突如として破られる。邪教の教祖・大神官ハーゴンによってムーンブルクが滅ぼされたのだ。
ムーンブルクから脱出した一人の兵士によって、その報はローレシアにもたらされる。兵士は己の使命を果たすとその場で力尽き息絶えた。勇者ロトの末裔であるローレシアの王子は、大神官ハーゴン討伐のため旅立つ。
ローレシアの王子は、同じロトの血を引くサマルトリアの王子と合流した。さらに、ハーゴンの呪いによって犬に変えられていたムーンブルクの王女をラーの鏡で元の姿に戻して仲間にする。
アレフガルドの大陸を巡り、力を蓄え、ハーゴン城にたどり着いた3人は、激闘の末ついに大神官ハーゴンと召喚された破壊の神シドーを倒した。
世界に再び平和が訪れた。
こうしてロトの血を引く若者たちの伝説は永遠に語り継がれる。
『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』のプレイ雑感
ドラクエのⅠ・Ⅱ・Ⅲは「ロト三部作」っていわれてる。時系列的には「Ⅲ → Ⅰ → Ⅱ」って順番で物語が続いてるんだけど、全部クリアするとホント一つの壮大なサーガを伝え聞いたような気分になるよね
うんうん。ドラクエ初のパーティプレイが採用されて、これはRPGのスタンダードスタイルとして定着された。船で世界中を巡るドラクエの第二弾は、冒険が大冒険になった感もある。記念すべき作品だね
海はずっと同じ敵だったのに、上陸した陸地にいきなり強敵が出て驚く。全滅して涙……
強敵といえば、終盤のロンダルキア大陸周辺の敵の強さもエグいよね。じつは開発者が難易度を調整し切れなかったらしいよ
このアンバラスさもいい味になってる。それから、ドラクエ1、2は「復活の呪文」が印象的だよね
復活の呪文は、パスワードによるコンティニュー方式。いまはセーブが主流だからはじめてやったときは「ん? 復活の呪文?」ってなったけど、最近だとドラクエ11でおまけ要素的に導入されてるね
これ、絶対「呪文が違います」ってなるよね。みんなどうやってクリアしてたんだろうね
いまだとスマホで写真撮ったりできそうだけど、昔は手で書き写さなきゃいけなかっただろうしね
絶対間違えられないけど、ふつうに間違えるよね
そうだね。「復活の呪文」で検索してみるとそういった悲劇(?)やおもしろい話がけっこうあるよ。「令和の元号を予言していた!?」(ドラクエ1)とか、未来を予言したかのような復活の呪文もあるんだって
こうしてロトの血を引く若者たちの伝説は永遠に語り継がれる
都市伝説としてね
おしまい。
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