テニス【ファミコン・コラム】、ワールド9に行かなくてもマリオはいつもそばにいる。

レトロゲームがおもしろい
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『テニス』は1984年任天堂より発売のファミコン・スポーツ・レトロゲーム。いまや任天堂のテニスゲームといえばやっぱりマリオが主役だけど、このころは審判員だった!

ワールド9に行かなくてもマリオはいつもそばにいる

『テニス』の基本情報

  • ジャンル:スポーツ
  • 発売元 :任天堂
  • 発売日 :1984年1月14日

『テニス』の対応機種

  • ファミリーコンピュータ
  • ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online

など。

『テニス』のプレイ雑感

『テニス』! ザ・シンプルなタイトル! だけどテニスゲームのシステムの基礎はこのタイトルって言ってもいいくらい完成度が高いよね!

任天堂は最新ハードを出すたびにたくさんのテニスゲームを発売してきたけど、いまやだいたいプレイヤーキャラはマリオ

しかし『テニス』はマリオ以外のプレイヤーキャラが採用されてる。――とはいえ、じつは『テニス』にもマリオは登場してて、白い帽子かぶって審判椅子に座ってるんだよね

マリオがいろんな職業についてるのは有名な話だけど、テニスの審判員もやってたんだね! テニスプレイヤーになるまでの下積みみたいな感じだったのかな?

どうなんだろうね? なにげに気になるね。調べてみるからちょっと待ってね――

…………

テニスの審判にも資格はあるみたいだけど、よほど大きな大会じゃなければ、要らないことも多いらしい。国際大会の審判員を担当しても生活できるほどの収入はない。だから、テニス審判員は他に本職を持っていてテニスを愛する人が、テニス界に貢献するためのボランティア的に勤めてるんだって

なるなる。ほかにも多くの本職を持っていて、そのすべてを深く愛しているであろうマリオさんにはピッタリの役割だったんだね!

急な「さん」付け。どうやら「マリオ下積み説」は君の中では消えたみたいだね

マリオさんね! 敬意を持って呼んでよね!

はいはい。ところで、じつは『テニス』には、そのマリオさんを一躍有名にした『スーパーマリオブラザーズ』にまつわるおもしろい話がほかにもあってね

と、いうと?

ファミコンで『スーパーマリオブラザーズ』を起動したまま『テニス』のソフトと差し替えると、ワールド9に行けるっていう裏ワザなんだけど――

なにそれ! ファミコン壊れそうで怖いんだけど――えいっ!

なにこれ!? マリオが宙を泳いでて恐いんだけど!?

――この裏ワザが当時話題となって中古市場を騒がしたらしいよ……って、うわーっ、やらないでよね!? この裏ワザはファミコンが壊れる原因になるから! いまファミコン本体は超貴重なんだから!

お、怒られた。ごめんなさい

まったくもう。やれやれだぜ

てか、『テニス』の話してなくない? 『マリオ』の話しかしてなくない?

たしかに

こほん。『マリオ』もおもしろいけど、『テニス』もおもしろいよね!

そうそう。実際のテニスと同じようにはじめはラケットにボールを当てるのが難しいけど、やってるうちにコツが掴めると俄然おもしろくなる

COMのレベルが5まであって、レベル1や2ではちょっと間の抜けた音でふわりとボールが飛ぶけれど、慣れるためにはちょうどいい

レベル3以上になるとスピードが増して一転、白熱のラリーを楽しめるよ

ファミコンのプレイは主に十字キーとABボタンだけだけど、選手とボールの位置関係によってスマッシュとかボレーとかの打ち分けができるシステムは、いまやってもよく考えられてるなーって思えるよね

華麗なネットプレーを再現できたときとか思わず「よしっ!」ってなるもんね

2人対戦モードはないけど、友達との協力プレイができて楽しい! 近年では『ニンテンドースイッチオンライン』でも配信されていて、現代でも遊びやすいレトロゲーム!

ワールド9に行かなくても、マリオは審判としていつもそばにいる。友達とダブルスを組んで、ぜひレベル5の優勝を目指してほしいね

おしまい。

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