シャットダウンとスリープ、パソコンの寿命が長くなるのはどっち?

ちょび知恵(パソコン・スマホ)
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結論から言うと答えが出てない問題だったね

一般的にはパソコンを90分以上使わないならシャットダウン、90分以内に使うならスリープ。でも、スリープ派のうちの歴代パソコンたちは、7,8年以内に壊れたものはないんだって

結論から

パソコンを使わない時間が、

  • 90分以内ならスリープ
  • 90分以上ならシャットダウン

ただ、うちはスリープ派なんだけど、聞いてみたら歴代のパソコンで7,8年以内に故障したものはないんだって。

結論まで

パソコンって使わないときスリープしてる? それともシャットダウン?

うちはスリープ派だけど、なんで?

パソコンの寿命が長くなるのはどっちなのかなぁ、って、ふと思ってさ

それかぁ。私も気になっていろいろ調べたり、聞いてみたりしたことがあるんだけど、そのときは明確にどっちがいいっていう結論が出てないみたいだったんだよね

そなの?

うん。まず、シャットダウンとスリープの違いなんだけど――

シャットダウンとスリープの違い
  • シャットダウン……作業中のファイルやシステムを終了させて完全に電源をオフにする。
  • スリープ……作業中のファイルなどはメモリに保存され、画面の表示やハードディスクの動作など、電力消費の多い部分のみオフにする。

ふーん。これだけ見ると、シャットダウンのほうがパソコンの負担は少なそうだね

ところが、パソコンに一番負担がかかるのは「電源を入れるとき」だといわれていて、そのときハードディスクにもっとも負荷がかかるんだよ

でも、ハードディスクだけなんでしょ?

いや、パソコンの故障ってほとんどハードディスクなんだよ。うちのパソコンでも壊れたことあるのは、ハードディスクかディスプレイのバックライトくらいで、CPUとかメモリとかは10年20年使っても壊れないっていうよ

じゃあ、「パソコンの寿命を長くする=ハードディスクに負担をかけない使い方をする」って感じ?

そんな感じ。で、シャットダウンとスリープ、どっちがハードディスクに負担をかけないか、メーカーとかでも明確な答えが出ていないみたいなんだよね

でも、パソコンの起動時にもっともハードディスクに負担がかかるなら、スリープのほうがいいんじゃないの?

ところが、スリープ中にも自動メンテナンスが実行されたりでハードディスクが動くことがあるし、スリープ中の通電自体が常時ハードディスクへの負担になってるって意見もある。一般的には、

一般的なスリープとシャットダウンの使い分け

パソコンを使わない時間が、

  • 90分以内ならスリープ
  • 90分以上ならシャットダウン

っていわれてるんだけど、これはどうやら主に節電を意識した話みたいなんだ

ふむ

パソコンの電気使用量っていってもそんなに多くないし、単純にパソコンの寿命(ハードディスクの寿命)を考えるなら、

  • シャットダウンは、電源のオンオフが負担になる
  • スリープは、常に通電しているのが負担になる

って感じで、どっちがよりハードディスクの負担になってるのか、正直わからないっていうのが答えになっちゃう

へー

ネット上だと、シャットダウンしないでパソコンが1年くらいで壊れたって話もあったんだけど、たぶん、それはものが(運が)悪かったんじゃないかなって思うんだよね。スリープ派のうちの歴代パソコンたちは、7,8年以内に故障したものはなかったって聞いたし。実際8年目のノートパソコンがまだ全然動いてるしね

よく考えてみたら、スマホとか常に起動してるけど、けっこう壊れないもんね

サーバー機とかも常時稼働してるからね

たしかに

パソコンは3年くらいが寿命だと割り切って、ずっと電源つけっぱで使ってる人もいるみたいだし

へーそうなんだ

うん。「パソコンの寿命が長くなるスリープとシャットダウンの使い分け」は、メーカーとかが正式に発表している明確な答えが現時点で見つからなかった。だから、個人の好きに使い分けするしかない――としか言いようがないんだよね

なら私は、省電力につながる「90分以内ならスリープ、90分以上ならシャットダウン」を実践していこうかな

うちは親の代からスリープ派だからね。パソコン消すときはスリープって教わったし、明確な回答が聞けるまではスリープを使い続けていくよ

おしまい。

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