- 『幣原喜重郎:国際協調の外政家から占領期の首相へ』よむかも。
- 著者:熊本史雄 出版社:中央公論新社
- 定価:880円+税 発売日:2021年4月20日 新書:288ページ
- ISBN-10:4121026381 ISBN-13:978-4121026385
- 自由で開かれたインド太平洋――現在の日本外交の理念の一つ。
- って。「インド太平洋」って地域限定してんじゃん!
- 全然「自由で開かれ」てないじゃん!
- まあ、どんな国際的地域主義でも、排他的になるのはしょうがないんだって。
- (まず、そのなかに含まれるか否かの線引きがあるからだって)
- あと、なんで「アジア太平洋」じゃなくて「インド太平洋」なんね?
- 中国、ハブいてるからじゃんね?
- それでも国際的地域主義は「開かれた」ものじゃなきゃなんねぇって。
- その教訓がこの本にあるんだって。
- 1920年代の「幣原外交」(国際協調外交路線、武力を用いない対中融和外交)
- しかしこれは30年代の外務省内における「東亜」概念によって挫折した。
- その過程が描かれてる。
- そして「東亜」概念を「排他的な地域主義の論理」として批判してる。
- なぜなら「排他的な地域主義の論理」の帰結は何だったか?
- それは戦争だったから。
- 現在の「自由で開かれたインド太平洋」構想に求められているのは?
- 台頭する中国にどう対応すべきなんだろうね?
- この本を読んで、歴史の教訓を活かしたいね。
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