おバカな答えもAIしてる:人工知能はどうやって学習しているのか?
おバカな答えもAIしてる:人工知能はどうやって学習しているのか?
2021.02.25
- 『おバカな答えもAIしてる』よむかも。
- 著者:ジャネル・シェイン 翻訳:千葉敏生 出版社:光文社
- 定価:2000円+税 発売日:2021年2月25日 単行本:288ページ
- ISBN-10:4334962467 ISBN-13:978-4334962463
- この本は、タイトル通り「AI」の本。カジュアルな装丁だよね。
- 難解なAIってジャンルを読者が敬遠しないよーにって配慮かな。
- そんな中身も、砕けた文章で、図解が多くて、初心者でも読みやすいって。
- AI入門書って感じみたい。
- 内容は、一般の人にも興味が湧く事例を挙げつつ、AIについて解説してる。
- 例えば、テスラ社の自動運転車による死亡事故の原因とか。
- とくに、AIの学習方法をかなり詳しく説明してるそう。
- AIの広義の学習機能における限界を示しながらね。
- カジュアルな見かけとは違って、中身はかなーり濃いって話。
- 自動運転の例で、とっても興味深い指摘があるって。
- 「AIが人間を支援できても、いざってとき人間がAIを支援するのは困難」
- AIが対応できない困難に遭遇したとき。
- 今の自動運転技術だと人間が直ちにAIに代わって運転しなきゃいけない。
- けど、それができない。
- だって、自動運転に任せて、同乗者とのおしゃべりに夢中だったりする。
- と、急に「運転代わって!」といわれても無理だよね。
- この本ではAIの学習機能に焦点が絞られ、AIが万能じゃないことがわかる。
- AI研究者である著者の人が、いかにAIの学習過程を温かく見守ってきたか。
- 全体を通して、著者の人の「AI愛」が感じられる。
- AI研究者も実務家も共感できる部分が多いって話。
- とくにおすすめなのは、AI機械学習を学ぶ学生さん。
- 教科書の副読本としていい感じ。
- もちろんAIに興味があって現状を理解したい一般読者にもおすすめだって。
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