もしも、私が「がん」になったら。:81歳、現役医師の準備と決意
もしも、私が「がん」になったら。:81歳、現役医師の準備と決意
2021.04.14
- 『もしも、私が「がん」になったら。』よむかも。
- 著者:藤田紘一郎 出版社:光文社
- 定価:840円+税 発売日:2021年4月14日 新書:256ページ
- ISBN-10:4334045340 ISBN-13:978-4334045340
- 「がん」っていうと「闘病」や「克服」って勇ましい言葉が続きがち。
- けど、この本はそんな凝り固まった認識に一石を投じるって。
- 前半は「がん検診」や「がんと診断されたとき」の向き合い方について。
- 著者の人は、がんになっても三大治療は受けないって書いてる。
- (三大治療は「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」のこと)
- 延命のために副作用に耐えて病床で過ごすのはイヤ。(たしかに……)
- 食事や生活改善で「がんをおとなしくさせる」方法で臨む。
- 「最後まで好きなことをして自分らしく生きたい」って宣言してる。
- がんは「早期発見で治る病気」って認識が広まってきた。
- 逆に言えば「そのために前のめりになりがち」って。
- 若い世代であれば積極的な対処法を選ぶこともいい。
- でも75歳以上の人の場合は、治療によって免疫が落ちてしまう弊害を警告。
- そもそも「がん」とは。細胞の老化現象である。
- 細胞分裂の際に遺伝子のコピーミスが起きるとがん発生に影響する。
- しかし普段はがん細胞をやっつけるNK細胞がパトロールしてくれてる。
- そのNK細胞を助ける生活をするのが、がんを遠ざける一つの道と説く。
- NK細胞の数は少ないと50億個、多い人だと1000億個と20倍の開きがある。
- この差は加齢に加えて、食生活や心の状態などがモノを言うらしい。
- 「心の状態が免疫力の30%を決めている」
- ストレスの軽減も重要とのこと。
- 後半は、がんを遠ざける免疫活性のための食事や生活習慣について。
- 著者の人は寄生虫博士として有名だけど、免疫学の専門家でもある。
- そのアドバイス、ぜひ実行したいね。
- (たしかに副作用で苦しみながらの延命に意味あんのか、って考える)
- (てか、似たよーな本、最近見たよーな)
- (医師の人たちの間ではがんの自然療法が流行ってる?)
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