日本のふしぎな夫婦同姓：社会学者、妻の姓を選ぶ

『よむかも』な本の基本情報

• 著者      ：中井治郎
• 出版社   ：PHP研究所
• 定価      ：920円+税
• 発売日   ：2021年12月14日
• 新書      ：250ページ
• ISBN-10：4569850952
• ISBN-13：978-4569850955

『よむかも』な本のポイント

• 同姓だと家族！　って感じする。でも世界的には遅れてるぅ？

『よむかも』な本のレビュー

• 『日本のふしぎな夫婦同姓：社会学者、妻の姓を選ぶ』よむかも。
• いいタイトル。言われてみれば、たしかに不思議。
• 日本では、結婚すると夫婦どちらかが自分の姓を変えなければならない。
• そして、96%の女性が自身の姓を捨てて、夫の姓を選ぶという。
• これが日本の当たり前。しかし、世界的にはどうも違うらしい……。
• 当たり前とは逆に、結婚して妻の姓になった社会学者は語る。
• 世界で唯一「夫婦同氏制」を採る日本の家族観について。
• 生活で生じた実害から、周囲の偏見、「選択的夫婦別姓制度」を巡る議論――
• 多角的に論じる。
• 著者は自ら進んで妻の姓に変えた。
• だが、世の夫たちが姓を変えないのはなぜなのか？
• そこには「男らしさ」という呪縛、先祖への罪悪感などがあるという。
• 慣習を捨て去る難しさも……。
• 選択できることに意義がある。

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