『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :斎藤環
- 出版社 :晶文社
- 定価 :1700円+税
- 発売日 :2021年10月27日
- 単行本 :272ページ
- ISBN-10:4794972784
- ISBN-13:978-4794972781
『よむかも』な本のポイント
- コロナ禍が過ぎても社会は変わらない。
- ああ言えばこう言う系かもだけどこう言えば目からウロコ。
- 鬼滅の刃についての評論もいいらしい。
- あと、タイトルがいい。
- (なんかこう羅列すると手放しで褒めてるみたいじゃんね)
『よむかも』な本のレビュー
- 『コロナ・アンビバレンスの憂鬱:健やかにひきこもるために』よむかも。
- コロナ禍が社会や人間を変える? 本当にそうだろうか?
- むしろまた「未曾有のパンデミック下ですら社会がいかに変化に抵抗するか」
- それを証明する「無観客とはいえオリンピックが開催されてしまった事実」
- 最大の変化は「mRNAワクチンというまったく新しい医療技術」だろう。
- しかし、そんな恩恵ですら反ワクチンという抵抗に遭う。
- コロナ禍が過ぎてしまえば、社会が驚くほど変わってないことに驚くだろう。
- ……いや、もはやそんなに驚かないだろうか。
- 2001年9月11日の米同時多発テロ事件で国際秩序は大きく変化しただろうか?
- 2011年3月11日の東日本大震災で日本のエネルギー政策は変化しただろうか?
- 人間社会は非常に保守的、コロナ禍でも大きな変化は生じないだろう。
- (ネットの評価・感想では「鬼滅の刃についての評論がいい」らしい)
- (柱も鬼もトラウマを負った同じ人間である)
- (悪に堕ちたか正義を貫いたか、違いはそこだけである)
- (悪に墜ちそうになったとき踏みとどまることができる人間の強さ)
- (それが人の心を打つ、揺さぶる)
- (トラウマを負った人に勇気と希望をくれる文章である)
- (――みたいな。たぶん。違ったらごめんね)
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