『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :橋本之克
- 出版社 :秀和システム
- 定価 :1500円+税
- 発売日 :2021年9月3日
- 単行本 :256ページ
- ISBN-10:4798062936
- ISBN-13:978-4798062938
『よむかも』な本のポイント
- ヤバい!これ見たらまずこの買い物は不要であるかを考えざるを得ない。
『よむかも』な本のレビュー
- 『9割の買い物は不要である』よむかも。
- うん、すごいよねタイトル。
- 勇気あるというか自己矛盾を体現してるというか。
- (狙ってるんだよね? ……たぶん)
- さて中身の方は行動経済学をベースにしたマーケティング批判だそうな。
- 例えば「返品無料!」ってサービスあるよね?
- これは人々の「損失回避行動」を当てにしてる。
- いったん財を保有すると、愛着が湧いて手放したくなくなる、そうその感じ。
- マーケティングの多くはこうした行動心理を利用したしくみ。
- (なのについつい乗せられてしまう不思議)
- 低価格のお試し商品、初回無料の商品なども同様。
- これらは定期購入者たちの「現状維持バイアス」――
- 「変化を避けたい」という行動習性を見越しているな!
- このバイアスにより私たちは必要ない商品でも買い続けてしまうってわけ。
- 最近だと音楽配信や動画配信などの「サブスク」な!
- 最初はたくさん利用するけど、だんだんペースが落ちてくる。
- 「もう解約した方が……、でも今解約したら損する気が……」
- 結果、サービス利用を継続しちゃう。
- さらに「ブレークイーブン効果」っていうのもある。
- 例えば、あまり使わなかったゴルフクラブをメルカリで意外と高く売れた!
- でも、もともとはせっかく買ったゴルフクラブをあまり使わなかった後悔。
- その損失はどこへ消えた……?
- 現代人はついつい買いすぎちゃうだけじゃなくて損失をすぐ忘れがち。
- まったく困ったちゃんだよね(困ったちゃん、て)
- いまの自分の消費スタイルを点検したら、何割無駄遣いを減らせるだろう?
- そんな気づきを与えてくれる一冊。
9割の買い物は不要である 行動経済学でわかる「得する人・損する人」
9割の買い物は不要である 行動経済学でわかる「得する人・損する人」
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