- 『郵政腐敗:日本型組織の失敗学』よむかも。
- 著者:藤田知也 出版社:光文社
- 定価:900円+税 発売日:2021年4月14日 新書:303ページ
- ISBN-10:4334045367 ISBN-13:978-4334045364
- かんぽ生命保険の不正販売。内部通報制度の機能不全。
- ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正。NHKへの圧力。
- 総務次官の情報漏洩などなど。
- 1年半余の間にいくつ不祥事発覚すれば気が済むんだ日本郵政グループって。
- この本は、そんな事件の実態と、不祥事を引き起こす企業体質を分析。
- 朝日新聞経済部のエース記者の著者の人がって。
- (なんかエースパイロットみたい、すごー)
- 不祥事を起こす組織にはいくつかの共通項が見いだせるという。
- 終身雇用を背景にした「同質性」
- 異なる意見や考えを許さない「同調圧力」
- 上司の顔色をうかがう「忖度」
- 「体育会気質」「前例踏襲」「ノルマ体質」
- それらがじわじわと組織をむしばんでいくそーな。
- そしてやがて、内部の人間は不正をしている感覚が麻痺してしまう。
- 経営階層の人たちにはこの問題を、他山の石に。
- 労働階層の人たちにはこの問題を、自分の労働環境を省みる指標に。
- (うーん、終身雇用とか羨まだけど、古い企業体質はいただけないね)
- (正直、その組織に所属したら古い企業体質に染まらない自信ないし)
- (いやー、甘い汁を拒んでも正しく在れる人になりたいもんですなー)
- (Netflixとか先進的な企業体質と見比べてみても面白そーかも)
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