警視庁科学捜査官:難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル
警視庁科学捜査官:難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル
2021.03.25
- 『警視庁科学捜査官:難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル』よむかも。
- 著者:服藤恵三 出版社:文藝春秋
- 定価:1700円+税 発売日:2021年3月25日 単行本:280ページ
- ISBN-10:4163913440 ISBN-13:978-4163913445
- ノンフィクション。とある警視庁科学捜査官の記録、って感じ?
- 著者の人は、鑑識技術職員一名の募集に対して140倍の難関を突破して合格!
- 科学捜査とは、まあ科学を用いて犯罪を解明していく活動だよね~。
- 第1章「オウムの科学を解明せよ」がとくに面白いらしいって。
- (1995年3月20日の朝に起きた地下鉄サリン事件の科学捜査について)
- 当時、テレビをつけると、地下鉄の入り口に倒れたり嘔吐したり痙攣したり。
- 何が起きてるかはわかんない。けど、得体の知れない恐怖が襲う。
- そんなとき。著者の人はすでに地下鉄の車内に撒かれた液体がサリンと特定。
- (サリンとは猛毒のこと)
- 午前9時5分に鑑定の依頼がきて、9時34分にはわかったって、すごー。
- (前年に松本サリン事件って予兆はあったらしいんだけど、それでもねー)
- その後も、小説よりもさらに奇なりな展開が続くっていうね。
- オウム真理教のサリンはいかにして精製されたのか。作った人間の心の闇。
- サリン事件以降にも著者の人が解決に導いた難事件は数多くあるそうな。
- 恐れず事件に立ち向かう姿は、犯罪小説の主人公よりも勇敢に見えるそう。
- 実体験に裏打ちされた文章はスピーディーかつ臨場感に溢れてる。
- (ただし、ネット評価ではこのあたり「筆力不足」って指摘もあるけど)
- 大組織内での軋轢に苦悩する姿はもの悲しく心打たれるところあり。
- (ネット評価では「ちょっとグチっぽい」って感じる人もいるみたいね)
- (警察の人のノンフィクションは、創作とかのいいネタになりそうだよね)
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