- 『神保町「ガロ編集室」界隈』よむかも。
- 著者:高野慎三 出版社:筑摩書房
- 定価:900円+税 発売日:2021年2月13日 文庫:320ページ
- ISBN-10:4480437169 ISBN-13:978-4480437167
- この本は『ガロ』編集者の昔語りって感じみたいね。
- (まず「ガロとはなんぞや?」ってところからね、私の場合)
- 『月間漫画ガロ』は1960年代の漫画を語るとき外せない雑誌だそうな。
- 白土三平、水木しげる、つげ義春、滝田ゆう、池上遼一、佐々木マキ、
- 林静一、つげ忠男などの作品を掲載、新しい動きを作った。
- (水木しげるさんって『ゲゲゲの鬼太郎』の人? そんな昔からあったの?)
- この本は1960年代の表現とそれを取り巻く状況について書かれてるって。
- (学生運動とか盛んだった時代みたい)
- 『ガロ』作家の多くは、何かメッセージを伝えようとしたわけじゃない。
- 自らの内部世界を表したかったにすぎない。
- 彼らは、読者に迎合することはなかった。意識の上にも置かなかった。
- そしてその姿勢こそが、若者たちを惹きつけた。
- (なんか芸術っぽくてカッコいい。いまは漫画も小説も消費物と化してる)
- (だからユーザー第一って考えになってると思う。……たぶん)
- 編集部や読者の間に生じた「賛否両論の熱気」はいまや想像するしかない。
- 時代の変化とともに、それぞれの立場で精一杯仕事をする人たち。
- この本は、その姿を鮮明に捉えているんだって。
- (今と昔で漫画の存在意義みたいなのけっこー違ってきてるんだろなぁ)
- (とか思ったり。まあ漫画だけに限らない話かもだけども)
神保町「ガロ編集室」界隈 (ちくま文庫)
1960年代末、白土三平、つげ義春、佐々木マキ、林静一らが活躍した雑誌「ガロ」。活気ある現場や人々の姿を描く貴重な記録。巻末対談・つげ正助
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