『よむかも』な本の基本情報
- 編集 :Voice編集部
- 出版社 :PHP研究所
- 定価 :930円+税
- 発売日 :2021年10月14日
- 新書 :216ページ
- ISBN-10:4569850510
- ISBN-13:978-4569850511
『よむかも』な本のポイント
- テラフォーミングと環境保全システムが完成。
- これで人間が移住した星々を破壊することはないだろう。
- 地球の死はムダではなかったのだ。
- みたいな未来でいいのだろうか?
『よむかも』な本のレビュー
- 『東アジアが変える未来』よむかも。
- この本で気になるのは「第六章 西洋近代に未来は築けない」で、
- 佐伯啓思さんが言ってるこんなこと。
ウイルスは、宿主である人間を殺すほどの強毒性を備えてしまえば自分たちが滅びる。人間にも同じことがいえるであろう。己の利益と過信のために、人間が、自然破壊を、完全な自然支配と思い違いをすれば、いずれわが身を滅ぼすほかなかろう。
- (ウイルスは自分たちが滅びぬようじわじわ人を殺す)
- (人もまた自分たちが滅びぬようじわじわ地球を殺す)
- (地球は間に合わなかった。滅びてしまった)
- (しかし現在、テラフォーミングと環境保全システムが完成した)
- (これで人間が移住した星々を破壊することはないだろう)
- (地球の死はムダではなかったのだ――みたいなことになりそうだよね現在)
東アジアが変える未来 (PHP新書)
現在、欧米が生み出した資本主義や民主主義、さらには社会主義において、様々な矛盾や限界が露呈しており、いわばマイナーチェンジが求められているといえよう。本書ではそれらの行き詰まりを打破するヒントとなる取り組みや思想について、東アジアの識者、賢...
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