『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :山口謠司
- 出版社 :集英社インターナショナル
- 定価 :880円+税
- 発売日 :2021年6月7日
- 新書 :256ページ
- ISBN-10:4797680768
- ISBN-13:978-4797680768
『よむかも』な本のポイント
- こんな人がいたのか、をもっと知りたい。
『よむかも』な本のレビュー
- 『明治の説得王・末松謙澄:言葉で日露戦争を勝利に導いた男』よむかも。
- 「ああ、名前聞いたことある」ってなる人はそんなにいないはず。
- 日米和親条約締結の翌年、1855年に今の福岡県行橋市に生まれる。
- 漢学を武器に高橋是清、福地桜痴と言論界で知り合う。
- 伊藤博文、山縣有朋などの知己を得て政界へ。
- (伊藤博文の次女と結婚した)
- なんか俗物っぽい? いいえ、正反対の文人です。
- 欧州の歴史編纂手法を学ぶため、英国に遣わされたり。
- 『源氏物語』を初めて英訳出版したり。
- 大日本帝国憲法の起草者の一人だったり。
- タイトルにある「説得王」とは。ロビー活動を指している。
- 日露戦争時、欧州の世論を日本寄りにするため志願して渡英した。
- そして講演、執筆を通し、その任を全うした。
- 頼まれ仕事なのに私財を投げて『防長回天史』を20年かけて編纂。
- ほぼ脱稿直前にスペイン風邪でこの世を去った。
明治の説得王・末松謙澄 言葉で日露戦争を勝利に導いた男 (インターナショナル新書)
明治の国難を救った知られざる偉人! 言葉で日本を創り、日本を守った男がいる。末松謙澄(すえまつ けんちょう)、福岡県行橋市に、日本がアメリカと不平等条約を結んだ翌年(1855年)に生まれた。 明治になってもまだ江戸の匂いの濃かった時代、日本...
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