『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :千々和泰明
- 出版社 :中央公論新社
- 定価 :920円+税
- 発売日 :2021年7月20日
- 新書 :312ページ
- ISBN-10:4121026527
- ISBN-13:978-4121026521
『よむかも』な本のポイント
- ただただ早く終わってほしい、それがむずかしい?
『よむかも』な本のレビュー
- 『戦争はいかに終結したか:二度の大戦からベトナム、イラクまで』よむかも。
- 「紛争原因の根本的解決と妥協的和平のジレンマ」
- この視点から20世紀以降の主要な戦争終結を考察。
- 優勢な側が「将来の危険」と「現在の犠牲」と、どちらを重視するか。
- それにより、ジレンマから抜け出す均衡点が決まると、この本は見る。
- 二つの世界大戦、イラク戦争は「紛争原因の根本的解決」の極み。
- 一方「妥協的和平のジレンマ」の極みが朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争。
- 戦争終結の主導権がない劣勢側も自らの損害受忍度を見極める必要がある。
- 国体護持を唱え、敗戦決定を先延ばしした日本は明らかに誤った判断をした。
- 戦争防止が重要なのは当然。
- だが、戦争終結という難題からも目を背けてはいけない。
- 理性的な「出口戦略」を考えるべし!
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