『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :NHK「果てなき殲滅戦」取材班+中津海法寛
- 出版社 :祥伝社
- 定価 :880円+税
- 発売日 :2021年8月2日
- 新書 :248ページ
- ISBN-10:4396116349
- ISBN-13:978-4396116347
『よむかも』な本のポイント
- 戦争はすべてをおかしくしてしまう。
『よむかも』な本のレビュー
- 『幻の本土上陸作戦:オリンピック作戦の全貌』よむかも。
- 太平洋戦争末期、九州への米軍空襲――。
- 鹿児島への爆弾投下数は、福岡の3倍に上ったという。
- 南九州が農漁村まで猛烈な攻撃を受けたその背景にあったものとは。
- 九州上陸を狙った米軍の「オリンピック作戦」だったという。
(1945年11月開始予定) - それは南九州を制圧する計画。
- ノルマンディー上陸作戦を大きく上回る史上最大規模の兵力を投入。
- 毒ガスや複数の原爆の使用も検討された。
- 作戦主導者はジョージ・マーシャル陸軍参謀総長だった。
- 彼は戦後、ノーベル平和賞を受賞している。
- この本は、作戦の全貌を描いたNHKの番組「果てなき殲滅戦」を基にしている。
- 取材班は米国に残された公文書を徹底調査。
- また、空襲被害者の声を丹念に集めた。
- 戦争は憎しみの連鎖によって無限に拡大していく。
- 戦争の恐ろしさが伝わってくる一冊。
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