『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :山本博文
- 出版社 :KADOKAWA
- 定価 :1100円+税
- 発売日 :2021年9月10日
- 新書 :384ページ
- ISBN-10:4040823907
- ISBN-13:978-4040823904
『よむかも』な本のポイント
- 現代の政治家にも通用する真理がここにある。
『よむかも』な本のレビュー
- 『宮廷政治:江戸城における細川家の生き残り戦略』よむかも。
- よくわかる、関ヶ原の乱で徳川家の敵側だった肥後細川氏の生き残り戦略。
- 四代将軍家綱政権以降、外様国持大名の改易や転封はまれなものになった。
- ゆえに、領地はその家固有の財産として意識されるようになる。
- しかし、いまだその趨勢が確定していない家光政権下での肥後細川家は……?
- お家存続は既定路線というよりも、むしろその道を開いたものと言えよう。
- その最大の要因とは?
- 『身を粉にして幕府に忠誠を尽くした忠興・忠利の行動と態度』
- これは幕藩制下の外様大名の一つの選択、生き方だった。
- 時の権力者には徹底的に従って忠誠を尽くす! これに尽きる!
- さすれば、かつては敵対していた政治家でも生き残れる!
- これは現在でも通用する真理だね!
宮廷政治 江戸城における細川家の生き残り戦略 (角川新書)
膨大な書状には、将軍を取り巻く人々の思惑が、克明に記録されていた! 大名親子の間で交わされた膨大な書状が、熊本藩・細川家に残されていた。そこには、江戸幕府の体制が確立していく過程と、将軍を取り巻く人々の様々な思惑がリアルタイムに記録されてい...
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