『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :柿沼陽平
- 出版社 :中央公論新社
- 定価 :960円+税
- 発売日 :2021年11月18日
- 単行本 :336ページ
- ISBN-10:4121026691
- ISBN-13:978-4121026699
『よむかも』な本のポイント
- シュメルの『五〇〇〇年前の日常』って本がうちにあるんだけど。
- こんなんめっちゃ好き。
『よむかも』な本のレビュー
- 『古代中国の24時間:秦漢時代の衣食住から性愛まで』よむかも。
- 『キングダム』『三国志』など日本人は古代中国の世界が大好き!
- されどその時代に生きていた人たちの日常って全然知らない……。
- そこで、はい出ましたこの本です。
- 古代中国の人々は何時に起きていたのか、どんな恋をしてたのか。
- 「諸葛孔明の給料」で論文を書いたこともある中国史家の著者が答えます!
- 紹介の仕方がおもしろく、著者自身が古代中国の王都にタイムスリップ――
- そこで24時間を過ごし、見たもの聞こえたもの感じたものをお伝えする体。
- 例えば「高官になると皇帝の命令がないと帰宅できない」ブラック企業か!?
- お酒を飲むと馬車の車輪を抜いて人々を返さないようにする寂しがり屋さん!?
- 皇帝はうんこしながら戦争会議してたとか、うんこ座りで「匈奴やっちゃう?」
- おじいちゃん役人が皇帝からブレスケアのお薬もらうお話だとか。
(普通、皇帝から薬をもらうことは「その毒薬で死ね」という命令だった!?) - そんなこんなが1500万字の史料を読み込んで描かれていて、頭が下がります。
- 古代中国の日常を知るハンドブックとしてもエンタメとしても楽しめる一冊。
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