『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :城山英巳
- 出版社 :白水社
- 定価 :2800円+税
- 発売日 :2021年6月2日
- 単行本 :600ページ
- ISBN-10:4560097984
- ISBN-13:978-4560097984
『よむかも』な本のポイント
- マオとミカドの響きがいい。
『よむかも』な本のレビュー
- 『マオとミカド:日中関係史の中の「天皇」』よむかも。
- 毛沢東をはじめ中国共産党指導者の天皇観に焦点を当てる。
- 日中外交の裏面史。日中戦争時から1992年の天皇訪中まで。
- 国交正常化や天皇訪中実現に尽力した外交官ら関係者へのインタビュー。
- それを通して詳細に描写されるその舞台裏とは。
- 一方で、中国外交文書など1次資料を基に、その外交工作の実態を明らかに。
- 中国外交の戦略性とそのしたたかさには驚かされることうけあい。
- 中国共産党は蒋介石や米国を相手に、あの手この手で自己利益を追求してる。
- 対して、訪中時に厚遇されて「過去は水に」と感謝する元軍人らの浅はかさ。
- その落差には愕然とする。
- 天皇訪中後も現在に至るまで、日本は中国に翻弄され続けてる。
- それもむべなるかな、かな。
https://amzn.to/3gdgmDp
コメントする?