- 『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』よむかも。
- 著者:五十嵐大 出版社:幻冬舎
- 定価:1400円+税 発売日:2021年2月10日 単行本:208ページ
- ISBN-10:4344037383 ISBN-13:978-4344037380
- 先天性聴覚障害者の母と、後天性聴覚障害者の父と。
- その間に生まれた「ぼく」と。(この「ぼく」が著者の人ね)
- 幼い頃にはごく自然で、何も問題なかった世界――
- それは他人のふとした言動で塗りつぶされた。(そこが胸に刺さるって)
- 小6のとき、近所の花壇が荒らされた。
- 「(あんな親だから)あんたがやったんだろう」
- 近所のMさんに濡れ衣を着せられた。
- 「ぼく」は普段からMさんの差別意識を感じてた。
- 「僕の両親が障害者だから、こうやって意地悪するんですか」
- 泣きながら30分反論を続けた。母親は遅れてその事態に気づいた。
- 「わたしの耳が聴こえないから息子をいじめるの?」
- 猛然とMさんに迫った。うまく音にならない発音で。
- Mさんはたじたじ。弁解を並べた。その日はそれで終わった。
- Mさんは後日、謝りにきてくれた。今では母親と茶飲み友達。
- (なんやええ話しや)
- みたいな。読むといろんな気づきがあるって。
- あと、CODA(コーダ)ね。「Children of Deaf Adults」
- 「聴こえない親の元で育った聴こえる子供たち」
- この「CODA」って呼称を知った「ぼく」の心には光が差し込んだって。
- カテゴライズによって、仲間の存在を認知できたって。
- (そんな感じで、いい話系っぽい)
- (カテゴライズされるのは差別の元になってあんましいい気しない気がした)
- (でも同じ仲間を見つけられるって良い面もあるんだね)
- (って気づき)
ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと
ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと
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