『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :ビル・シャット
- 翻訳 :吉野山早苗
- 出版社 :原書房
- 定価 :2500円+税
- 発売日 :2022年3月15日
- 単行本 :328ページ
- ISBN-10:4562071494
- ISBN-13:978-4562071494
『よむかも』な本のポイント
- 心臓をさまざまな角度から論じる本。
- 魂はどこにあるのかとか。
- 3Dプリンタで「印刷」される人工心臓の話とか。
『よむかも』な本のレビュー
- 『あなたの知らない心臓の話』よむかも。
- 心臓とは「魂の座」である。
- 精神活動の中枢を担うって長く信じられてきた。
- この本は、そんな心臓をさまざまな角度から論じてる。
- とくに、一般にあまり知られていない側面にもご注目。
- 循環系として重要な役割を果たす心臓。
- されど、その役割が解明されてきたのは比較的最近になってからって驚き。
- その原因は、人体解剖がタブー視されてきたこと。
- あるいは、ローマ・カトリック教会などへの配慮って話。
- 一方で、博物学的知識も豊富にご提供。
- 魚類から昆虫まで、形態・生態の異なる種々の生物の体液循環のしくみとか。
- バイオメディカル産業に利用されるカブトガニの青い血の話とか印象的。
- ヒトへの移植用に準備されるブタの心臓の話とか。
- 3Dプリンタで「印刷」される人工心臓の話とか。
- 他の生物の心臓からヒントを得た再生医療、心臓疾患治療の最前線だとか。
- 心臓への理解が一気に深まりそうな一冊ね。
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