『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :本田由紀
- 出版社 :筑摩書房
- 定価 :920円+税
- 発売日 :2021年10月7日
- 新書 :272ページ
- ISBN-10:4480684123
- ISBN-13:978-4480684127
『よむかも』な本のポイント
- よそはよそ、うちはうちでしょ。何も言えなくなる。
- 日本は先進国とは言えなくなってる。
『よむかも』な本のレビュー
- 『「日本」ってどんな国?:国際比較データで社会が見えてくる』よむかも。
- 最近よく聞く。日本は先進国とは言えなくなってるって話。
- でも、どうして日本は先進国じゃなくなってるんだろうね?
- はい、そこでこの本。
- さまざまな国際比較データで日本の現状を明らかに。
- テーマは七つ――
- 家族、ジェンダー、学校、友だち、経済・仕事、
- 政治・社会運動、「日本」と「自分」
- 中高生を対象に書かれてる。
- でも、大人こそが読むべき内容になってるって。
- 日本にいて、自分のまわりだけ見てるとそれはわからない。
- 「当たり前」はデータで諸外国と比較すると当たり前じゃない。
- たとえば、日本のジェンダーギャップは大きい。日本は男女平等後進国だ。
- でもさ、その根本にある問題は、行政や企業の体質だけじゃないんだって。
- 要するに日本の「男らしさ」とか「女らしさ」とか。日本人の感覚、通念。
- 女性議員や女性社長が増えるだけじゃあ解決しないんだ! って話。
- たとえば、高校受験。先進国では入学試験がない国が多いんだって!?
- 高校進学時に偏差値で選別される弊害は大きいらしい。
- 行政が教育にかけるお金も少ないし。
- 日本は若者にとってひどく生きづらい社会なんだそう。
- 外国は外国、日本は日本。
- よくお母さんが言うことに似てるし、たしかにそうだし、何も言えなくなる。
- でも、それじゃあ子どもは息苦しいまま。
- 大人が風通しのよい社会に変えてあげないとね!
Amazon.co.jp
コメントする?