世界と日本の地理の謎を解く

歴史・地理

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :水野一晴
  • 出版社   :PHP研究所
  • 定価      :950円+税
  • 発売日   :2021年5月13日
  • 新書      :256ページ
  • ISBN-10:4569849482
  • ISBN-13:978-4569849485

『よむかも』な本のポイント

  • 2022年度から、高校で地理が必修になる。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『世界と日本の地理の謎を解く』よむかも。
  • 著者は、世界中で現地調査の経験がある地理学者。
  • 地形、自然に関する不思議、疑問をいろいろ解き明かしてくれる。
  • フィヨルドが、偏西風帯の西側に形成されるのはなぜか?
  • (ノルウェーやニュージーランド南島など)
  • 偏西風に加え、暖流、山地という条件が揃う。
  • と、氷期に氷河が形成され、氷河の移動したU字谷が沈水、フィヨルドになる。
  • 一見似ているリアス式海岸は、河川が浸食したV字谷が沈水したもの。
  • その他にも、火山島が直線状にあるのはなぜか?
  • ナミブ砂漠の内陸側が赤いのはなぜか?
  • ――など、面白そうなテーマがずらり。
  • 大洋に浮かぶ島々の言葉が似ていることの考察はダイナミックで興味深い。
  • 1500年前くらいまでに、ボルネオの人々がマダガスカルに渡航したらしい。
  • (ネットのレビュー・感想は、専門用語がけっこう多い)
  • (教科書片手に読めばちょうどいい感じ?)
世界と日本の地理の謎を解く (PHP新書)
ナミビアに広がるナミブ砂漠は世界一美しい砂漠として知られる。海岸付近の砂は白いが、内陸部になると赤味を帯びる。なぜ砂が赤くなるのか。また、この砂漠はいかにしてできたのか。鳥取砂丘との共通点は……? 著者は調査・研究で、南アルプス、桜島、スイ...

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