iPS細胞で涙腺に似た組織を作った!?ってなんで?

科学
  • 答えは、移植して重症ドライアイを治療できるかも。
はいはーい、ドライアイの人は注目!

  • 涙は悲しいときにだけ流れるんじゃない。嬉しいときにも流れるんだ。
  • ……いや、そうじゃなくってね。
  • 涙は常に分泌されていて目を守っているよ、って話。
  • でも、涙腺が損なわれると、涙の分泌はなくなる。
  • すると、ドライアイ。乾燥で目が傷つきかねない。
  • こうした重症ドライアイの治療は、人工の涙を点眼するしか方法がなかった。
  • そこで、はい出ましたiPS細胞(人工多能性幹細胞)!
  • いろんな臓器になれるこの細胞を用いて、涙腺を作ろう。
  • 大阪大学の研究チームが、そんな研究に取り組んだんだ。
  • 研究グループはこれまでにも目の組織の再生に取り組んできた。
  • しかし、シート状で働く角膜や結膜と違い、涙腺は複雑な3次元構造を持つ。
  • そのため、iPS細胞を用いて作り出すことができていなかったんだ。
  • そこで、まず過去の研究で実現している方法で目の組織を作った。
  • それをゲル状の培養液の中で3次元培養すると、涙腺に似た組織が作れた!
  • この組織を免疫を働かせないようにしたラットに移植。
  • と、涙腺への成熟が進むとともに、涙に含まれる目を守る物質が分泌。
  • ひょっとしたらこれ、今後の研究で涙腺として機能する組織ができるかも。
  • 涙腺の病気になった患者に移植して重症ドライアイを治療できるかも!?
  • 期待しちゃうね!

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