【未来はない⁉】10億年後に地球の酸素は激減するってなんで?

科学
  • 答えは、地球の歴史を考えると酸素の割合は永久に一定ではないから。
  • 地球の大気は窒素が約8割、酸素が約2割で構成されている。
  • (その他、アルゴンや二酸化炭素も含まれている)
  • でも「この割合は永久に続くわけじゃない」っていう研究データがあるんだ。
  • (東邦大学らの国際研究チームによる解析)
  • 酸素量に影響する地球表層圏の物質循環を数値モデルを用いて調べた。
  • (地殻内のマグマの活動や太陽光度の変化などを考慮してシミュレーション)
  • 試算の結果、現在の10%以上の酸素濃度を保つ期間は、およそ10億年後まで!
  • その後、急速に酸素の乏しい状態となっていくことが明らかになった。
  • とはいえ、この試算は46億年とされる地球の歴史を考えると不思議じゃない。
  • 地球誕生直後の大気は二酸化炭素が主成分だった。
  • そこに光合成をするシアノバクテリアが30億年前から25億年前に誕生。
  • そして酸素が作り出され、そこから酸素の割合が増えていったんだ。
  • 気温などの条件が生命の生存に適した状態にある期間は約74億年。
  • その内、酸素が豊富に存在するのは約15億年と研究チームは試算してる。
  • つまり地球のような生命の生存に適した星でも、酸素の少ない期間が大半。
  • よって酸素の有無だけで地球外生命の存在を確認するのは要注意!
  • (地球内生命の未来には暗い話だけど地球外生命の発見には光明な話だよね)

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