- 答えは、現実世界にあるものを仮想的に消し去る技術だよ。
- ARは、現実世界に仮想の情報を重ね合わせる技術。
(AR:Augmented Reality、拡張現実感) - 対してDRは、現実世界にあるものを仮想的に消し去る技術ね。
(DR:Diminished Reality technology、隠消現実感) - DRは建物を除去して「景観をシミュレーションする」ことなどに使われる。
- これまでの景観シミュレーション用のDRは、動かないものは除去できた。
- でも、移動する物体は除去できなかった。
- そのため、建物を除去した風景に人や自動車が残っちゃったりしたんだ。
- この課題を大阪大学の研究グループが解決したんだって。
- すなわち、AIの深層学習技術を利用した技術を開発!
- これは深層学習により、動画の中から動体だけをリアルタイムに検出・除去。
- 自動車や人などにマスク処理を行って、動く物体を消し去るんだよ。
(マスク処理は、不必要な画像を覆い隠す処理のこと) - この技術は「建物の建て替え」などの景観シミュレーションなどに便利!
- 車や人が消去できれば、より正確に景観の検討が行えるからね。
- 他にも、治体などが行う環境アセスメントにも役立つって期待されているよ。
(都市開発などが与える環境変化が周囲に及ぼす影響を調べるのね)
コメントしてね!