ブラックホールが星をスパゲッティ化して飲み込むってなんで?
ブラックホールが星をスパゲッティ化して飲み込むってなんで?
- 答えは、重力による巨大な潮汐力が発生するから。
- 超大質量ブラックホールの近くで発生する、重力による巨大な力――
- そう、それは「潮汐力」(潮の満ち干を生むような力)
- 潮汐力が発生すると――
- 潮汐破壊……………近くの天体が破壊される
- スパゲッティ化……破壊された物体が強い力で細く引き伸ばされる
- といった現象が起こる――と、考えられてきたんだ。
- けど、こういった現象を実際に確認するのはなかなか簡単じゃない。
- しかし! その姿を捉えたという発表が!
(バーミンガム大学らの研究グループによる)
- それは2019年9月19日、地球から約2億1500万光年離れたところ。
- エリダヌス座にある渦巻き銀河で観測された「AT2019qiz」という増光現象。
- 解析すると、この増光現象の正体は「スパゲッティ化現象」と判明!
- 太陽とほぼ同じ質量の星がスパゲッティ化されながら飲み込まれていく……
- 太陽の質量の100万倍にもなる超大質量ブラックホールによって!
- 破壊された恒星を形づくる物質は、半分はブラックホールに飲み込まれた。
- そして残り半分はガスなどとして宇宙空間に放出されたとみられているよ。
- (太陽とか太陽の100万倍とかスパゲッティとか、スケール感すごー)
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