- 答えは、遺伝子の再編成が関わっているよ。
- 哺乳類の雌雄は遺伝的に決まっていて、メスは卵巣、オスは精巣が発達する。
- しかし、少なくとも8種類のモグラでは「メスがオス化する」!
- それは、メスに「卵精巣」という臓器が発達しているからなんだ。
- 卵精巣は、卵巣と精巣の部分からできている。
- でも精巣で精子はつくられず、アンドロゲン(雄性ホルモン)が合成される。
- アンドロゲン濃度が高まったメスは、筋肉量が増えて、攻撃的に!
- メスがオス化するこの現象には、二つの「遺伝子の再編成」が関わっている。
- 卵精巣を持つイベリアモグラのゲノム解析を行った結果――
- アンドロゲンの合成を調節する遺伝子
- 遺伝子や精巣の発達に関わる遺伝子
- 二つの遺伝子数が増えたり、向きが変わったりと再編成が起きていたんだ!
- 新しい遺伝子の誕生じゃなくて、すでにある遺伝子群を再配置する。
- それによって卵精巣を発達させていたってわけね。
- 遺伝子の再編成によるメスの筋力アップ……(ムッキムキやで)
- 厳しい地下での生活に役立ってるかもしれないね!
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