- 答えは、コミュニケーションの他、体をきれいにする効果があるよ。
ラビング!
- サルは仲間同士で毛づくろいをするよね。
- このようなコミュニケーションは陸上動物ではよく観察されている。
- 海にいるイルカは胸びれで仲間をこする。
- これは「ラビング」と呼ばれている。
- この行動には「相手と仲直りする」などの効果があることが知られている。
- でも、サルの毛づくろいのように「体をきれいにする」効果はあるの?
- 鴨川シーワールドで飼育されているバンドウイルカの観察でこれが明らかに!
(近畿大学、京都大学、鴨川シーワールドの研究グループによる研究)
- 母子イルカ3組の行動を観察してみた。
- 水族館のイルカでは、飼育プールの底で体をこする「セルフラビング」も。
- ラビング19%、セルフラビング53%でこすられた部分がきれいに!
(古い皮膚が剥がれ落ちることが確認された) - また、ラビングの回数が増えるとセルフラビングの回数が減る。
- 逆に、セルフラビングの回数が増えるとラビングの回数が減る。
- ラビング、セルフラビングともに体の表面をきれいに保つ役割があるんだね!
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