- 答えは、切っちゃダメ。
腸がすべて!?
- 虫垂とは、大腸の入り口に相当する盲腸の一部。右下腹部にある。
- 昔は「退化した臓器の名残で、無用の長物」といわれていた。
- だから、「切っても大丈夫」みたいな。
- 実際、炎症で激痛が生じたら、手術でとるのが普通だった。
- さらに他の内臓の手術の際、炎症も痛みもないのについでに切除することも。
- しかし、現在では様相が一変。
- 虫垂には「重要な働きがある」とわかったんだ。
- なので、炎症や痛みは薬で抑え、よほどのことがない限り、虫垂はとらない。
- じつは、虫垂には「腸内環境を守る免疫細胞を作る働き」がある。
- だから、虫垂をとってしまうと免疫機能が下がっちゃう。
- 腸内細菌のバランスがくずれ、腸内環境が悪くなりやすくなる。
- 虫垂の切除手術をした人は、大腸がんの罹患率が2倍以上に!?
(手術後1年半~3年半の間、手術をしなかった人に比べて)
(2015年に発表された研究) - ちなみに、便秘は虫垂炎を誘発しやすいからね。
- 食物繊維をとって便秘&虫垂炎を予防したいね!
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