水素が次世代エネルギーとして注目されているのはなんで?
水素が次世代エネルギーとして注目されているのはなんで?
- 答えは、太陽光とエタノールで水素をつくれるとわかったから。
- 水素は、化石燃料に替わる次世代のエネルギーとして注目されているね。
- しかし現在、水素は天然ガスなどの化石燃料からつくられている。
- そのため、持続可能な社会にふさわしい製造方法が求められているんだ。
- そして最近、太陽光エネルギーを利用してエタノールから水素をつくる――
- そんな技術が開発された!(京都大学大学院工学研究科の研究)
- 注目されたのはケトン1という有機化合物。
- エタノールにケトン1を溶かした溶液に太陽光を当てる。
- と、エタノールに含まれる水素分子をケトン1が受け取る。
- すると、1,2-ジオール2という化合物になる。
- 一方で、1,2-ジオール2にパラジウム触媒を作用させて化学反応を起こす。
- と、水素ガスを発生してケトン1に戻る。
- つまり、ケトン1をもとにつくった1,2-ジオール2が「水素キャリア」になる!
- (水素キャリアは、水素を貯蔵したり取り出したりする)
- この反応で用いる太陽光は「再生可能エネルギー」
- エタノールは植物由来の有機物を発酵させて得られる「再生可能資源」
- だから持続可能な社会を実現するための技術として期待されているんだよ。
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