水に沈む木がある!?ってなんで?

生物
  • 答えは、ハマビシ科のユソウボクは世界で最も重い木だよ。
レディに重いは禁句だよ!?

  • 木は水に浮くよね。でも、世界には水に沈む木がいくつも知られてる。
  • その中で最も重い木の一つが、ハマビシ科のユソウボク。
  • 重さを比較する単位の一つ、比重。
  • 木材の比重は、乾燥させて含まれる空気を15%にした気乾比重きかんひじゅうで計る。
  • ユソウボクはその比重が1.15から1.37g/cm³
  • マメ科のブラジルウッドと肩を並べる最も重い木。
  • 西インド諸島から中米や南米の北部に分布。
  • 乾燥した林に生え、数はあまり多くない。
  • ユソウボクは「癒瘡木」に由来。
  • 皮膚病、梅毒やリュウマチなどの薬になることから名づけられた。
  • 英名はリグナムバイタ(Lignum-vitae、生命の木材)
  • 16世紀にヨーロッパに伝わった。
  • そのころは、金の王冠と同じくらいの価値で取引されていたんだって。
  • 樹液は血液に触れると青く変わる。
  • そのため、便の出血の検査に使われたりもする。
  • 樹皮がはがれると木材の緑色が現れる。
  • 材のその部分からは緑壇りょくだんの名の数珠ができるよ。

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