歪みセンサーになるカラーシートができたってなんで?
歪みセンサーになるカラーシートができたってなんで?
- 答えは、ナノテクノロジーを駆使、伸び縮みすると色が変化するよ。
- このカラーシートは、エラストマーと金属を組み合わせたものだよ。
- (エラストマーは、伸縮するゴム材料ね)
- 厚さ400nmのエラストマーのシートの中に、幅250nmの金属を並べて配置。
- (nmは100万分の1mm。とにかくめちゃめちゃちっちゃい!)
- わずかなすき間をあけてあって、このすき間がポイント。
- 金属のすき間は光の波長よりも小さく、本来光が透過することはできない。
- ところが、ナノスケールで規則的に並べた金属に光が当たる!
- ――と、金属表面の電子が振動。
- この電子の振動が加わると、特定の色の光が小さなすき間を透過できる!
- このとき透過する光の色は、並べた金属のすき間の幅によって変化する。
- この特定の光を透過させるフィルターのようなしくみをカラーシートに応用。
- エラストマーが伸び縮みすることで、金属のすき間の幅を変える。
- そうして、透過する光の色をコントロールできるようにしたんだ。
- (豊橋技術科学大学と東京工業大学の共同研究チームによる開発)
- シートを伸縮させると透過する光は青、緑、赤と変化する。
- こうして開発されたカラーシートは幅広い分野への応用が期待されてる。
- 橋などの構造物に貼って、わずかな歪みを色で表示する「歪みセンサー」
- ――とかね!
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