- 答えは、半導体として機能する「ナノペーパー」が開発されたよ。
木から半導体が作れちゃったんですか!?
- 半導体といえば、金属や石油から作られている。
- 金属や石油は限りある資源……。
- となると、木から半導体が作れたら環境によさそうだよね!
- そこで、なんとホントに木から半導体を作っちゃった!?
(大阪大学産業科学研究所の研究グループによる開発) - それには木材から取り出した「ナノセルロース」が用いられている。
- 非常に細い繊維であるナノセルロースから「ナノペーパー」を作る。
- これに電気を通すと半導体として機能!
- 電気抵抗を絶縁体から準導体まで制御できるようにしたんだって。
(ナノペーパーを段階的に炭化して) - さらに紙特有の加工技術を使って、形状を保ったまま3D構造の作成にも成功!
- その結果、ナノ(10億分の1)スケールから目に見えるマクロのスケールまで。
- 幅広い範囲で3D半導体として制御できるようになるんだって。
- さっそく「飛沫モニタリングマスク」の水蒸気センサーとして使用してみた。
- と、鼻や口からの飛沫量を電気抵抗の変化によって検知。
- これは今まででは考えられなかった持続可能性に優れた次世代半導体!
- ――って、期待されているよ。
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