- 答えは、カッシーニの観測データを分析するとその可能性が見えてくるよ。
はてさて、土星の衛星エンケラドスに生命はいるのかな???
- 土星探査機カッシーニの観測データを分析すると――
- 土星の衛星エンケラドスの南極付近からは氷の粒子が噴き出している。
- その氷の粒子から比較的分子量の小さなアミン類など検出されている。
- これらの分子の構造には窒素原子や酸素原子が含まれている。
- 水溶性の物質で、生命と密接に関係するアミノ酸の材料となる有機物である。
- ――と、考えられるんだって。
- エンケラドスの近くの内側には内部海が存在しているとみられている。
- その内部海に溶け込んだ有機物が蒸発――
- 南極付近の地殻の割れ目の中で氷粒子の表面に付着した状態で噴出している。
- 地球上でも海底にある熱水噴出孔でこのような化学反応が起きている。
- この化学反応はアミノ酸の生産につながる可能性がある。
- 2018年には分子量の大きい不溶性の物質も検出されている。
- つまり、何が言いたいのかといえば――
「土星の衛星エンケラドスには生命がいるかも!?」
- ――ってわけね!
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