面白い完結漫画のおすすめ、というか、まとめ。たぶん、みんな読んだことある漫画ばかりじゃないかな。ひとつでも読んだことない漫画があれば、読んでみてほしいね
「本当に面白い!」って思ったものを更新していくつもり。他の人も「面白い!」って言ってくれたら、それだけでうれしくなるよね。あと、他にも面白い完結漫画を教えてもらえたらうれしい
ドラゴンボール
- ジャンル:バトル・冒険・少年漫画
- 作者 :鳥山明
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:1984年11月20日 – 1995年6月5日
- 巻数 :全42巻(JC)・全34巻(完全版)
- 話数 :全519話
主人公の孫悟空がドラゴンボールを巡る冒険、修行、強敵との戦いを経て、最強の戦士に成長していく。
世界的大人気漫画、完結して時間が経っててもアニメ・映画・ゲームになるって、ホントすごいよね! ところで、髪を金髪に染めるのって外国人の影響なのかな、それともスーパーサイヤ人の影響なのかな……そういえば、金髪を黒髪に染める人っていない?
ふつう全般的にやっぱり新しい漫画のほうが面白いんじゃないか、って思うんだけど、そうとはかぎらない不思議。絵もストーリーも、時代を経ても色あせない面白さがある。説明不要。まさに「読んで」の一言でいい。てか、読んでない人のほうが少ないよね
幽☆遊☆白書
- ジャンル:バトル・少年漫画
- 作者 :冨樫義博
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:1990年 – 1994年
- 巻数 :全19巻(JC)・全15巻(完全版)
- 話数 :全175話+外伝1話
主人公の浦飯幽助が交通事故死。試練を経て生き返り、霊界探偵として活動。その活動の中で仲間たちと様々な強敵に立ち向かっていく。
うん、正統的なバトルもの! って言えるんじゃないかな! 暗黒武術会とかワクワクだよね。魔界に行ってからすごくおもしろくなってきたんだけど、意外とあっさり終わっちゃったのにはびっくりしたよ!
漫画とか小説とかなんでもなんだけど、なんか心に残るシーンってない? 私は『幽☆遊☆白書』だと、最初に幽助が交通事故で死んだときにお母さんの温子さんが泣いているところなんだよね
スラムダンク
- ジャンル:バスケットボール・少年漫画
- 作者 :井上雄彦
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:1990年42号 – 1996年27号
- 巻数 :全31巻(JC)・全24巻(完全版)
- 話数 :全276話
主人公の不良少年・桜木花道が、一目惚れした女の子目当てに大嫌いなバスケットボールを始めるが、次第にその才能を開花させ、そのおもしろさにのめりこんでいく。
とにかく感動できる名シーン、名言がたくさんある!
やっぱり山王戦が一番おもしろかった。続きがすごく読みたかったけど、あれより面白い試合は描けないと言われたら、納得するしかないと思ったよ
寄生獣
- ジャンル:SF・青年漫画
- 作者 :岩明均
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :モーニングオープン増刊・月刊アフタヌーン
- 発表期間:1988年 – 1995年
- 巻数 :全10巻(アフタヌーンKC・新装版)・全8巻(完全版・講談社文庫)
- 話数 :全64話
ある日、空から人知れず飛来したパラサイト(寄生生物)。脳を含む頭部に置き換わるかたちで生物に寄生し、人間を捕食する。平凡な高校生だった泉新一は、一匹のパラサイトに寄生される。なんとか頭部への侵入は免れ、パラサイトは右手に置き換わり、「ミギー」と名乗るようになる。それから新一とミギーの共生生活がはじまる。ふたりはパラサイト絡みの様々な事件に巻き込まれていくことになる。
「地球や他の生物にとって人間は害なのかな」って考えちゃうよね
ミギーのキャラクターがわりと好き
新世紀エヴァンゲリオン
- ジャンル:ロボット・SF・ダークファンタジー
- 作者 :GAINAX(原作)、貞本義行(作画)
- 出版社 :角川書店
- 掲載誌 :月刊少年エース → ヤングエース
- 発表期間:1994年12月26日 – 2013年6月4日
- 巻数 :全14巻
- 話数 :全96話、短編読み切り1話
大災害『セカンドインパクト』が起きた2015年の世界。主人公の14歳の少年・碇シンジは、ずっと別居していた父に突然呼び出され、汎用人型決戦兵器『エヴァンゲリオン』のパイロットとなり謎の敵『使徒』と戦うことを命じられ、戦いの渦中へと身を投じていくことになる。
現在でも大人気のアニメの漫画化作品だね! とにかく謎だらけなストーリーがおもしろい!
アニメも見たけど、アニメだけじゃわからない部分も多くて、漫画で補完されてるところもある。言うまでもないんだけど、アニメが好きなら漫画も読むべし
MONSTER
- ジャンル:サスペンス・青年漫画
- 作者 :浦沢直樹
- 出版社 :小学館
- 掲載誌 :ビッグコミックオリジナル
- 発表期間:1994年12月 – 2001年12月
- 巻数 :全18巻(単行本)・全9巻(完全版)
1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、西ドイツ・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に勤めていた。院長の娘との婚約、外科部長からゆくゆくは院長へ――着実に出世コースを掴みかけていたが、倫理よりも利益を優先する院長の経営にジレンマを抱えていた。
そんなとき、頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが病院に搬送されてくる。テンマは院長の業務命令を無視して、ヨハンの命を救う。そのことは当然院長の不興を買う結果となり、テンマは出世コースから転落する。ところがその後、院長、外科部長らが何者かに殺害される。ときを同じくして、入院中だったヨハンとその双子の妹が失踪する。
1995年、テンマの前に、美しい青年に成長したヨハンが現れ、テンマの患者ユンケルスを射殺、過去の殺人を告白する。殺人鬼を蘇らせてしまった――責任を感じたテンマは、怪物ヨハンを殺すためにそのあとを追うことになる。
謎が謎を呼ぶストーリーがおもしろい!
人間ドラマとサスペンスのバランスが絶妙で飽きさせない。最後まで読むと「悪を生まないようにするためにどうすればいいんだろう?」って、いろいろ考えさせられるね
GTO
- ジャンル:学園・教師・少年漫画
- 作者 :藤沢とおる
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :週刊少年マガジン
- 発表期間:1996年12月11日 – 2002年1月30日
- 巻数 :全25巻
- 話数 :全200話
湘南最強の不良だった鬼塚英吉が教師となり、破天荒な行動で生徒たちがかかえる問題をつぎつぎと解決していく。
グレート・ティーチャー・オニヅカ! こんな先生がいてくれたらいいよね、って思うけど、実際いたら大問題だよね!
教師は勉強を教えるだけじゃなくて、生徒の心も救ってほしいって望んじゃうけど、それってむちゃぶりだよね。教師も一般的な仕事と同じく「勉強を教えるっていう役割を果たすだけのただの仕事なんだ」って認識しなきゃ、重荷を負わされる先生がかわいそうって考えるんだけど、やっぱりこういう先生がいてくれたらいいなって、思っちゃうんだよね
多重人格探偵サイコ
- ジャンル:サスペンス・サイコスリラー・SF
- 作者 :大塚英志(原作)・田島昭宇(作画)
- 出版社 :角川書店
- 掲載誌 :月刊少年エース → コミックチャージ → ヤングエース
- 発表期間:1997年 – 2016年
- 巻数 :全24巻
- 話数 :全147話
刑事・小林洋介の恋人が猟奇殺人事件の被害者となって殺害される。小林はその復讐のために犯人を射殺し、刑務所に収監される。しかしそこには、自身を「雨宮一彦」と名乗る小林洋介の姿があった。
釈放後、雨宮は、精神科医・伊園磨知の誘いを受けて、伊園犯罪研究所に住み込みで務めるようになる。そしていくつかの猟奇事件にかかわっていく。殺人犯たちの左目にあるバーコードのような痣、それは雨宮自身の左目にも。やがて雨宮は事件の背後にある陰謀と自身の正体を知ることになる。
すごいグロい! 有害図書に指定されてるらしいよ! バーコード殺人とかルーシー・モノストーンとか、なんとなく印象に残る言葉が多いんだよね
それらに関する出来事がショッキングだから印象に残りやすいのかも。猟奇殺人とか倫理を無視した研究とか、禁忌的な内容。人ってタブーにどうしても惹かれちゃうよね――カリギュラ効果? だったっけ?
フルーツバスケット
- ジャンル:ラブコメ・少女漫画
- 作者 :高屋奈月
- 出版社 :白泉社
- 掲載誌 :花とゆめ
- 発表期間:1998年 – 2006年
- 巻数 :全23巻・全12巻(愛蔵版)
草摩家の分家宅に居候することになった女子高生の本田透。動物憑きという奇妙な体質を持つ草摩家の人々との交流が描かれる。
基本的にはシンデレラストーリー? だよね? たぶん!
登場人物たちがそれぞれにそれぞれの葛藤を抱えていて、素朴でお人好しな透にいやされていく姿はとても感動できるよ
ヒカルの碁
- ジャンル:囲碁・少年漫画
- 作者 :ほったゆみ(原作)・小畑健(作画)
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:1999年 – 2003年
- 巻数 :全23巻(JC)・全20巻(完全版)・全12巻(文庫)
- 話数 :本編:全189話 / 番外編:全9話
小学6年生の進藤ヒカルに、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊が取り憑く。佐為にせがまれるままに仕方なく囲碁を打ち、その強さが注目されるが、次第に碁の楽しさに目覚め、ひとりの棋士として成長していく。
絵がものすごくきれいだよね!
当時は『ヒカルの碁』のおかげで空前の囲碁ブームがきたんだって。囲碁のルールとかわかんないし、すごく難しそうなんだけど、物語がおもしろくてどんどん読めちゃうんだよね
20世紀少年 / 21世紀少年
- ジャンル:SF・サスペンス・冒険・青年漫画
- 作者 :浦沢直樹
- 出版社 :小学館
- 掲載誌 :ビッグコミックスピリッツ
- 発表期間:1999年 – 2006年 / 2007年1月 – 2007年7月
- 巻数 :22巻 / 2巻
- 話数 :249話 / 16話
1997年、主人公のケンヂは、突如失踪した姉の娘・カンナを養いながら、コンビニを営む平凡な日々を送っていた。しかし、世界各地で起こる不穏な異変が、幼いころ仲間たちと空想していた『よげんの書』どおりに起こっていることに気がつく。一連の事件の黒幕である『ともだち』の正体を探り、その目論見を阻止するため、ケンヂとかつての仲間たちが立ち上がる。
やっぱり謎が謎を呼ぶストーリーがおもしろい!
読み終わってよく考えるとむちゃくちゃな話なんだけど、読んでるときにはそれが気にならないくらいおもしろいんだよね、不思議だよね
BECK
- ジャンル:音楽(ロック)・少年漫画
- 作者 :ハロルド作石
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :月刊少年マガジン
- 発表期間:1999年 – 2008年
- 巻数 :全34巻
主人公の田中幸雄は、平凡な14歳の少年だったが、天才的なギターセンスを持つ南竜介と出会い、音楽の世界にのめりこんでいく。バンド・BECKの結成、ボーカリストとしての才能を開花させ、失敗、挫折、困難な壁にぶつかりながら、一歩ずつ進んでいく。
平凡な少年のわかりやすいサクセスストーリー!
ロックが聞きたくなるよね
蟲師
- ジャンル:伝奇・ファンタジー
- 作者 :漆原友紀
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :アフタヌーンシーズン増刊・月刊アフタヌーン
- 発表期間:1999年 – 2008年
- 巻数 :全10巻
『蟲師』のギンコが、さまざまな『蟲』によって引き起こされる事象に対峙していく物語。
蟲が不思議すぎておもしろい!
昔の日本の独特な雰囲気も感じられていい感じ
NARUTO -ナルト-
- ジャンル:忍者・バトル・少年漫画
- 作者 :岸本斉史
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:1999年 – 2014年
- 巻数 :全72巻
- 話数 :全700話
体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが、里一番の忍である火影を目指して、仲間たちと数々の試練を乗り越え成長していく。
バトルシーンが本当にすごいと思ったよ! ダイナミックな迫力とか、スピード感が伝わってくるところとか、とにかくバトル描写はナルトが一番って気がするね!
少年編のラストのナルトとサスケのバトルはホントにすごかった。ナルトとサスケの不器用だけど熱い友情に涙が止まらなかったよ
ホーリーランド
- ジャンル:ストリートファイト・少年漫画
- 作者 :森恒二
- 出版社 :白泉社
- 掲載誌 :ヤングアニマル
- 発表期間:2000年 – 2008年
- 巻数 :全18巻
- 話数 :全182話
主人公の高校生・神代ユウは、いじめられっ子だった。ある日、本屋でボクシング教本を手に取り、その内容を覚える。つらい現実から逃避するため、自宅でひたすらに訓練を繰り返し、ワン・ツーを身につける。数ヶ月後、そこには『ヤンキー狩り』と呼ばれ恐れられる、ユウの姿があった。
いじめられっ子が努力して強くなる、わかりやすいサクセスストーリーーーのはずなんだけど、あまりサクセスしてる感じがしない不思議。舞台が派手じゃないからなのかな? ひとりで強くなって路上の喧嘩でその力を発揮する、ってなんとなく斬新な気がしたよ! 既存の不良漫画? とは少し違う感じがした!
「逃げる」って全般的に「悪いこと」のイメージがあるんだけど、「現実逃避するための集中で得られた強さ」ってところがなんだか新鮮な感じしたね。主人公のユウが葛藤しながら強くなっていく姿にワクワクしたよ
GANTZ
- ジャンル:SF・バトル・青年漫画
- 作者 :奥浩哉
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊ヤングジャンプ
- 発表期間:2000年7月13日 – 2013年6月20日
- 巻数 :全37巻
- 話数 :全383話
高校1年生の玄野計は、電車に轢かれて死んでしまう。が、つぎの瞬間、なぜかマンションの一室にいた。そこには同じように死んだ人間が集められ、中央に置かれた謎の黒い球から「星人をやっつける」ミッションが与えられた。玄野はわけもわからぬまま、強制的にまた別の場所へと転送される。
バトルとか人間ドラマとかもおもしろいんだけど、やっぱり「ガンツってなんなの?」っていう謎が一番気になるんだよね
最後に明かされた謎の答えに、じつはそれほど大きな驚きはなかったんだけど、そこまで読まされちゃうおもしろさがあるのがすごいんだよね
鋼の錬金術師
- ジャンル:ダークファンタジー・バトル・少年漫画
- 作者 :荒川弘
- 出版社 :スクウェア・エニックス
- 掲載誌 :月刊少年ガンガン
- 発表期間:2001年 – 2010年
- 巻数 :全27巻・全18巻(完全版)
- 話数 :全108話
錬金術師の兄弟・エドワードとアルフォンスは、母親を生き返らせるために錬金術最大の禁忌とされる人体錬成を行い失敗。代償としてエドは左脚を、アルは全身を失ってしまう。エドはとっさに右腕を代価に、アルの魂を甲冑に定着させるが、失ったものはあまりにも大きすぎた。エドはアルの体を取り戻すべく国家錬金術師となり、弟とふたり、手がかりを求めて旅をする。
錬金術でバトルっていうのが、なんか斬新な感じしたね! 錬金術を巡る謎とか陰謀とかもつづきが気になって仕方なかったよ!
全体としてはダークなテイストなんだけど、暗くなりすぎない話とかもあって、バランスがいい感じだよね
DEATH NOTE -デスノート-
- ジャンル: サスペンス・少年漫画
- 作者 :ほったゆみ(原作)・小畑健(作画)
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊少年ジャンプ
- 発表期間:2003年 – 2006年
- 巻数 :全12巻
- 話数 :全108話
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。死神リュークが人間界に落とした一冊の『デスノート』。これを拾った優等生・夜神月は、犯罪者を抹殺し理想の世界を作り上げようとする。月を捕まえるべく動き出す世界一の名探偵Lとの頭脳戦。
『デスノート』は本当におもしろいよね!
文字がめちゃめちゃ多いんだけど、それがあまり気にならないくらい読ませられる。これって漫画好きは小説も読めるし、小説好きは漫画も読めるってことだよね。なんか漫画と小説の垣根がなくなってきてる気がするね
ヨルムンガンド
- ジャンル:ガンアクション
- 作者 :高橋慶太郎
- 出版社 :小学館
- 掲載誌 :月刊サンデージェネックス
- 発表期間:2006年4月19日 – 2012年1月19日
- 巻数 :全11巻
- 話数 :全70話
――僕は、武器商人と旅をした。武器を憎む元少年兵のヨナが、天才的な若き武器商人ココ・ヘクマティアルの私兵となって世界各地を巡る話。
爆発、ガンアクション、ナイフアクション、カーアクション、と、ハリウッド映画みたいなむちゃくちゃ感が、おもしろい!
ココの計画『ヨルムンガンド』。いかにすれば戦争がなくなるか、どれだけの犠牲があれば平和を実現できるのか、その犠牲は正しいか。すごく考えさせられるテーマだったよね
シドニアの騎士
- ジャンル:SF・ロボット・ラブコメ・青年漫画
- 作者 :弐瓶勉
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :月刊アフタヌーン
- 発表期間:2009年 – 2015年
- 巻数 :全15巻・全7巻(新装版)
ガウナと呼ばれる生命体によって太陽系が破壊された1000年後の未来。人類は、種の存続を賭けて繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する播種船を建造。太陽系を脱出し、移民可能な惑星を求め航海を続けていた。
主人公の谷風長道は祖父と2人、誰にも知られず密かに暮らしていたが、祖父が死んで3年が経つと食料が尽き、米泥棒として捕まることになる。そこで自分にはシドニア船員としての登録記録がなく、祖父が15年以上前に死亡扱いになっていたことを知る。
ガウナと戦うための人型兵器『衛人』。祖父の遺訓により、優れた操縦技術を持った長道は、操縦士訓練生として抜擢され、正規操縦士を目指すことになる。
未来、移民船に乗って外敵と戦いながら新天地を目指す、といえば、ロボットアニメでは定番のシチュエーション! ロボットバトルあり! ラブコメあり! で、いい意味で良質なロボットアニメを読んでる感じ!
未来の宇宙と現代日本との倫理観の違いみたいなところが興味深い。とはいえ、同じ部分もやっぱりあって、何年経っても人間のこういうとこってあんまり変わらないんだろうな、とか思える部分もおもしろかったよ
監獄学園
- ジャンル:学園・シチュエーションコメディ・少年漫画
- 作者 :平本アキラ
- 出版社 :講談社
- 掲載誌 :週刊ヤングマガジン
- 発表期間:2011年2月7日 – 2017年12月25日
- 巻数 :全28巻
- 話数 :全277話
東京都郊外にある、共学化したばかりの元女子高・私立八光学園。そこに入学した男子生徒5人は、女子風呂を覗いた罪で裏生徒会により懲罰棟、通称・プリズンに投獄される。ハイスクールコメディ。
くだらない! それがおもしろい! こういうギャグのセンスってどうやってみがいてるんだろうね? もはや一種の才能だって気がするよ!
脱獄や性的描写、策略などを取り入れたシチュエーション・コメディが特徴。とにかくバカバカしい下ネタで笑いたいとき読むべし
東京喰種トーキョーグール / 東京喰種トーキョーグール:re
- ジャンル:ダークファンタジー・サスペンスホラー・バトル・青年漫画
- 作者 :石田スイ
- 出版社 :集英社
- 掲載誌 :週刊ヤングジャンプ
- 発表期間:2011年9月8日 – 2014年9月18日 / 2014年10月16日 – 2018年7月5日
- 巻数 :全14巻 / 全16巻
- 話数 :全143話 / 全179話
人の姿をしているが人肉を喰って生きる『喰種』(グール)。上井大学に通う青年・金木研(カネキ)は、喰種の女性に襲われていたところを、工事現場の事故に巻き込まれ、瀕死の重傷を負う。気がつけば病院のベッドの上。なんとか一命をとりとめたカネキだったが、自分の身体に起きた異変に気づき、苦悩と恐怖と戦いの日々がはじまる。
なんだかんだで強くなってくカネキ君がかっこよかったね! 主人公が本好きってことで文学的な表現とか話がけっこう出てくるよ! 純文学好きの女子とかたぶん好きになる漫画だよね!
人の姿をしているけど人を食べないと生きていけない喰種と人間と。グロテスクで恐いんだけど、同じ心と姿をしている捕食者と被捕食者の共生って成立するんだろうか、とか、いろいろ考えさせられるテーマが興味深いよ
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