『超惑星戦記メタファイト』は1988年サンソフトより発売のファミコン・アクション・レトロゲーム。ゲームをプレイしていて「あの子にはいつ出会えるんだろ」ってワクワクすることない?
その結果が今回のオチ
『超惑星戦記メタファイト』の基本情報
- ジャンル:アクション
- 発売元 :サンソフト
- 発売日 :1988年6月17日
『超惑星戦記メタファイト』の対応機種
- ファミリーコンピュータ
- ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
など。
『超惑星戦記メタファイト』のストーリー
ソフィア第3惑星はイプシロン銀河のほぼ中央に位置し、高度な文明によって栄える惑星国家である。
時に宇宙暦2052年――
大宇宙の恐怖の魔王・GOZE(ゴウズ)率いるインベム暗黒星団の来襲は、惑星ソフィアの平和に終止符を打った…!
あやうく難を逃れた衛星NORA(ノーラ)の化学アカデミーでは、その総力をあげて、インベム打倒のための最終兵器…戦闘万能車両「メタル・アタッカー」を完成。
天才少年パイロット「ケイン=ガードナー」を戦士(コマンダー)として、「メタル・アタッカー」とインベム暗黒星団の戦いの火ぶたは、今まさに切って落とされた!!バーチャルコンソール解説ページより
『超惑星戦記メタファイト』のプレイ雑感
『超惑星戦記メタファイト』は80年代らしいSF世界を舞台にしたアクションゲーム!
このゲームが出た1988年には『スーパーマリオブラザーズ3』が発売されてるね――この頃、オーソドックスな8ビット機の横スクロールアクションゲームは、まさに円熟期を迎えているよ
当時あまり話題にはならなかったものの、いまでも「通好み」として知られている――それが『超惑星戦記メタファイト』というレトロゲームなんだって!
- 戦車のような自機「メタルアタッカー」を操縦。
- または、自機から降りて戦う。
- サイドビューステージとトップビューのダンジョンステージ。
- ボスを倒すと新しい武器が手に入るなどのパワーアップ要素。
- ――など、単調さを感じさせないつくりになっている。
- ボリュームもある。
- しかしメモリバックアップやパスワードといった再開手段がない。
- そのためクリアするには根気が必要。
- またパイロットの貧弱さがあの『スペランカー』並との評価もある。
しかしワクワク、ワクワク――
何をそんなにワクワクしてるの?
いやね、パッケージに金髪の女の子が描かれているでしょ? あの子には一体いつ出会えるのかなぁ……って思ってね、ワクワクしてるの!
……
パケ絵とか説明書とか、あるいは『ファミ通』とかで魅力ある登場人物の紹介とか、よくされてるじゃない? それで実際にゲームをプレイし始めると「あの子にはいつ出会えるのかなぁ――」って、ワクワクしない?
……
まあ、中盤までは主要キャラが出てこないなんてことはよくあるよね!
……
……あれ? ……エリア6……エリア7でも出てこないね。あ、ひょっとして敵にさらわれているのかな!? それを助けに行くのも目的なのかな!?
……
……エリア8……あれ、ラスボス倒しちゃったけど……エンディング……出てこない……スタッフロールが流れてく……ジ・エンド――って、ここでようやくかーい!?
しかもなにこれ軽めのタッチ! イメージしてた出会いと全然ちがーう!!
ちなみに彼女の名前は「ジェニファー・コルネット」。NORA科学アカデミーの科学者にしてメタルアタッカーの開発にも携わっている天才少女。パッケージに描かれている以外本編中に出番はなく、ご覧のとおりエンディングの最後で主人公のケインと共にデフォルメされたイラストが表示されるのみ
え、それもっと早く教えてくれる?
ごめん。君があまりにもワクワクしてたから、言うタイミングを逃がしちゃったよ
もう! ゲーム内容の紹介のところに書いといてよ! 「ヒロインの存在がまったく活かされていない」って!
だからごめんね?
まったくもうだよほんとにもう!
そんな『超惑星戦記メタファイト』は『ニンテンドースイッチオンライン』でも配信されてて、現代でも遊びやすい。ぜひジェニファーに出会いに行ってほしいレトロゲームだよ
おしまい。
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