『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :高橋一雄、瀬山士郎、村尾博司
- 出版社 :集英社
- 定価 :900円+税
- 発売日 :2022年3月17日
- 新書 :288ページ
- ISBN-10:4087212084
- ISBN-13:978-4087212082
『よむかも』な本のポイント
- 数学がコミュ障に良いとは知らなかったな。
- ちなみに私は数学が苦手だ。
『よむかも』な本のレビュー
- 『僕に方程式を教えてください:少年院の数学教室』よむかも。
- 注意欠陥・多動性障害の少年院生が黙々と数学の自習をしてる。
- そこに院長が声をかける。
- 彼は院長に言う。「この本すごくわかりやすいんだよ」
- とある数学指導者がかつて全国の少年院に寄贈した参考書だった。
- 2011年、院長の依頼を受けた数学指導者は大学教授と共に動き出す。
- 少年院内での数学指導へ。
- それすなわち、村尾×高橋×瀬山=この本ってわけね。
- なぜ数学なのか。
- 非行少年の多くは人との意思疎通を苦手としている。
- 記号を使う数学は、抽象化能力を向上させる。
- 抽象化能力は、意思疎通の能力と正の相関がある。
- つまり、数学はコミュ障に効く。
- 数学の利点はまだまだある。
- それは、基礎さえ理解するなら独習でもどんどん先へ進める点だ。
- 実際、指導によって高等学校卒業程度認定試験合格者も増えているという。
- 彼らには「学力はないが、能力はある」のだ。
- とはいえ、院内だからこそ集中できるという事実もある。
- 出院後の意欲の維持に課題が残る。
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