『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :北村紗衣
- 出版社 :筑摩書房
- 定価 :820円+税
- 発売日 :2021年9月9日
- 新書 :240ページ
- ISBN-10:4480074252
- ISBN-13:978-4480074256
『よむかも』な本のポイント
- 批評ってなると途端に「あれは批評」「これは批評じゃない」ってなるよね~。
『よむかも』な本のレビュー
- 『批評の教室:チョウのように読み、ハチのように書く』よむかも。
- 読むと映画や小説、演劇をもっと楽しめる。
- それが批評、たぶん。
- 著者は演劇のフェミニスト批評が専門なんだって。
- 「精読する」「分析する」「書く」の三つの観点から批評の本質に迫る!
- 歴史背景を探求すること。類似性のある作品をつなげること。
- 指摘自体は比較的シンプル。
- だけど具体例がとても豊富。
- 批評とはとかく感覚的なものだと思われがち。
- されど『嵐が丘』における人物相関図。
- タランティーノ作品のモチーフ早見表の作成。
- この本はより実証的な探求に軸足を置いてる。
- 最終章は実践編。著者と教え子が書いた映画批評がそれぞれ掲載される。
- (これにネットの評価・感想で「これは批評じゃない」云々あった)
- それらを巡る議論も収録されて、それがいかにも楽しそう。
- 読むと批評が書きたくなるかも。
- (だけど「あれは批評、これは批評じゃない」問題がある)
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