- 『鳥取力:新型コロナに挑む小さな県の奮闘』よむかも。
- 著者:平井伸治 出版社:中央公論新社
- 定価:780円+税 発売日:2021年3月23日 新書:256ページ
- ISBN-10:412150724X ISBN-13:978-4121507242
- 鳥取県は日本一人口が少ない県。
- だからこそ他県にはないスモールメリットがある。
- 小さいことで利を得る力がある。
- でも『リトル(利取る)』ってタイトルは却下されたんだって。
- 著者の平井さんは2007年に鳥取県知事に就任(2021年現在4期目)
- 砂丘、カニ、梨、和牛などの特産物をアピール。
- 一方、県庁改革によって大胆な政策を打ち出す。
- 結果、移住者や企業誘致の増加につながったそーな。
- 規模が小さいから、ひとつひとつの問題にすぐ対応しやすいって。
- 2016年10月に発生した鳥取県中部地震では、一人も死者が出なかった。
- 地震翌朝、行方不明者が発見されたときには集落の人が電話をくれた。
- 顔が見えている小さなコミュニティーができてるから乗り越えられた。
- 鳥取では決して「孤独」は作らないって決めてるんだって。
- 新型コロナウイルスへの対策でも、課題への即応力が発揮されたという。
- 病床の確保、ドライブスルーのPCR検査導入、無利子融資制度など。
- 感染者数が少ない県であり続けてる。
- とくにPCR検査。「多用は陽性者が増え医療崩壊につながる」って指摘。
- でも地方の実情には合ってない――積極的PCR検査に踏み切る。
- コロナ禍は、今後の日本にパラダイムシフトをもたらす。
- テレワークの増加。自然豊かで暮らしやすい環境が求められる。
- 地方への移住者は増え、ワーケーションや副業などの関係人口も増える。
- 障がい者と共生する「あいサポート運動」
- ハンセン病患者、性的マイノリティーが生きやすい社会づくり。
- 視聴覚障がい者向けサービスに力を入れる図書館。(図書館だいじ!)
- 新しい価値観にマッチする鳥取県。
- 子どもを遊びに連れていきたくなる鳥取県。
- スタバはないけど、スナバ(鳥取砂丘)はあるよ。だって。
- (著者の人はダジャレ好きみたいね。私もけっこう好きかも)
- (まだよむかもだけどちょっと鳥取に住みたくなったよ)
鳥取力-新型コロナに挑む小さな県の奮闘 (中公新書ラクレ 724)
都道府県の中で、もっとも人口が少ない鳥取県。知事の平井氏が初当選した平成19 年には、初めて人口が60万人を割るという事態が起こった。人口減少にくわえて少子高齢化という課題に対し、鳥取県は大きな危機感をもって対策に取り組んできた。地域のポテ...
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