- 『進化思考:生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」』よむかも。
- 著者:太刀川英輔 出版社:海士の風
- 定価:3000円+税 発売日:2021年4月21日 単行本:512ページ
- ISBN-10:4909934006 ISBN-13:978-4909934000
- この本は、生物の進化からイノベーションを体系化したビジネス書だって。
- (ここでのイノベーションとは、経済発展の一因としての技術革新のことね)
- 創造性の本質とは何か。
- 誰もが創造性を発揮できるプロセスを見つけることはできないのか。
- 著者の人・太刀川英輔さんは、この難題に真っ向から取り組んだ。
- 「斬新な発想で、これまでにない商品を開発してくれ!」
- って、いきなり言われても困っちゃう。自分には才能がないって諦めちゃう。
- でも「才能がない」ってみんなに諦めてほしくない。
- そこで、創造性の法則とは何か。
- デザインストラテジストとして活躍する太刀川さん。
- いつしか「創造性」のしくみが「生物の進化」に似ていることを発見。
- 葉にそっくりな虫が見せる擬態、上下反転して生活するコウモリ、
- 尻尾を切って逃げるトカゲ、托卵するカッコウ、3億個の卵を産むマンボウ――
- 進化には、まずDNAのエラーが起こるしくみがある。
- それが周囲との関係で淘汰され、何世代にもわたって選択され続けていく。
- つまり「変異」と「適応」を繰り返す――
- そうして、より長く強く生き残れる種として驚くような進化を遂げていく。
- 創造性に関する普遍的なしくみは、そういった自然法則の中に存在してる。
- この「トライアル・アンド・エラー」を繰り返すパターン。
- イノベーションやデザインコンセプトを生み出すパターン。
- 両方を重ね合わせ、応用した。「進化思考」を体系化した。
- 現実の社会では、エラーは瑕疵としてのみ評価され嫌われる。
- でも、持続可能な社会への転換が求められている今――
- やってみなきゃわかんないでしょ。
- って、偶発性を養う土壌をつくっていくことが、企業にも強く求められてる。
- そこでこの本は、創造性を育んでくれる。
- 多くのビジネスパーソンの手に取ってもらいたい一冊だって。
- (最近、イノベーションをいろんな視点から考察する本が増えてるみたいね)
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