江戸のジャーナリスト 葛飾北斎

ノンフィクション

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :千野境子
  • 出版社   :国土社
  • 定価      :1400円+税
  • 発売日   :2021年5月7日
  • 単行本   :208ページ
  • ISBN-10:4337187642
  • ISBN-13:978-4337187641

『よむかも』な本のポイント

  • 北斎さんってジャーナリストだったん?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『江戸のジャーナリスト 葛飾北斎』よむかも。
  • 2024年には名作『神奈川沖浪裏』(富嶽三十六景)が描かれた新千円札が!
  • 「北斎ってじつはジャーナリストじゃんね?」
  • この本はジャーナリストである著者ならではの視点で示される北斎像。
  • (葛飾北斎さんは浮世絵師ね、一応ね)
  • まず、北斎の絵はジャーナリストに必須の鳥の目と虫の目で描かれてる。
  • ドローンで見たよーな名所の鳥瞰図って感じ、時代を二世紀先取り。
  • 次に、そのジャーナリスト魂!
  • 「常にニュースを捜し求め描かずにいられぬ」
  • 鋭い批判精神と現場主義はジャーナリストと呼ぶにふさわしい。
  • フェノロサは北斎を「時代の代弁者」と呼んだ。
  • これは一流のジャーナリストへの称賛ともとれる。
  • 北斎の90年に及ぶ人生は超個性的。温かく、たおやかな目でその人生を追う。
  • 北斎ファンは当然ながら、若者向けにも入門書としておすすめ。
  • 北斎にほれ込んだロシア人、キターエフとヴォロノワ。
  • 彼らが活躍し、誕生した北斎館。
  • そこへつながる終章のすばらしさに注目。
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