『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :小林エリカ
- 出版社 :講談社
- 定価 :1600円+税
- 発売日 :2021年7月7日
- 単行本 :194ページ
- ISBN-10:4065240603
- ISBN-13:978-4065240601
『よむかも』な本のポイント
- ホームズが好き。ホームズの弟子も好き。
『よむかも』な本のレビュー
- 『最後の挨拶:His Last Bow』よむかも。
- 表題作「最後の挨拶」ほか一編。
- 家族の歴史とホームズの物語が時空を超えて交錯する――人間の物語。
- 物語は主人公のリブロが生まれるところから始まる。
- リブロは四人姉妹の末っ子だ。
- 両親は家でシャーロック・ホームズの翻訳の仕事をしている。
- そしてリブロが生まれてから30年後、脳内の出血で父が倒れた――。
- 父が少年期を過ごした大東亜戦争の時代――
- ホームズの作者コナン・ドイルが生きたイギリスのビクトリア朝時代――
- リブロの視点は、時空を自在に駆け巡る。
- 指から黒い文字が吸い込まれる。
- 風変わりで愛しい家族の物語。
最後の挨拶 His Last Bow
いつか、ここに、遠くに、存在した誰か。 言葉によって、わたしたちは出会える。 ――柴崎友香さん推薦 シャーロック・ホームズの翻訳者だった父が倒れ、四姉妹の末っ子リブロは家族の歴史をたどりなおす。 時空を超えて紡がれる、風変りでいとしいファミ...
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