『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :檀正也
- 出版社 :講談社
- 定価 :1400円+税
- 発売日 :2021年9月15日
- 単行本 :112ページ
- ISBN-10:4065248124
- ISBN-13:978-4065248126
『よむかも』な本のポイント
- 「何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」
- 「いいえ、捨てられない服がよみがえる! リフォームの魔法!」
『よむかも』な本のレビュー
- 『捨てられない服がよみがえる! リフォームの魔法』よむかも。
- コロナ禍を境に客数は圧倒的に増えたという。
- 「洋服のお直し」を専門とするサルトである。
- とくに増えた依頼はリペア(修理)である。
- コロナ禍で「断捨離」や「ミニマリズム」が改めて注目されている。
- こちらもいま流行りのサステナビリティを重視した社会も追い風に。
- そんな中、これまで捨てられていたような服が持ち込まれるように。
- コロナ禍によって急速にライフスタイルの見直しが入った。
- 「モノを大事にする」という価値観が広がった。
- 「洋服はそんなに買わなくていい」多くの人がそのことに気づいてしまった。
- 在宅勤務で太った6割。外食減って痩せたが4割。リサイズの依頼も増えた。
- フファッションのトレンドは世相で変わる。お直しの価値観もまた変わる。
- 東日本大震災の直後にも、それを感じることが。
- それまでは「お直しにこんなにかかるなら、新しい服買った方がマシ」
- 震災後には「直したスーツで行くと得意先のウケがいい」
- 服飾業界の大量生産・大量消費構造に疑問を抱いている人は少なくない。
- それが資本主義社会だと納得している人でも何かしら思うところはあるはず。
- ただ、サルトに服を持ってくる人はそれだけじゃない。
- 人にはいろんな理由があり、服にはそれぞれの物語がある。
- あれは10年ほど前のこと、小柄な女性が男性用のコートを持ち込んできた。
- 「自分用にリサイズしてほしい」夫が愛用していたコートだという。
- しかしそのコートは女性が二人入るほど。通常のお直しでは対応できない。
- 各バーツを分解して、改めて縫い直す大手術。
- 完成したコートのサイズはぴったり。
- 袖を通した女性は泣きだし。スタッフ一同もらい泣き。
- そう、そういうことなんだ。
捨てられない服がよみがえる! リフォームの魔法
クローゼットに眠ったままのどうしても捨てられない服や小物、サイズが合わなくなった服、大切な人から譲り受けた服……。「どうしても捨てられない!」「なんとか着れるようにしたい」そんな悩みを一気に解決! 世界各国の一流メゾンから技術を高く評価され...
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